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私の仕事に役立ったビジネス書9 (面接試験を突破するには)

 今の時期、オフィス街を歩いていたり、電車に乗ったりしていると、よくリクルートスーツを着た会社訪問の学生さんの姿を見かけます。今は春が、会社訪問の時期なのですね。

 私が会社訪問をした二十うん年前は、会社訪問の解禁日が十月一日と決められていました。いまより短期決戦でしたね。だから十月の早い時期に大手企業は内定が出て、ほとんど勝負が決定してしまう。十一月や十二月までリクルートスーツを着て、就職活動をしているのは悲惨と言われました。

 私も就職活動に関しては、言葉にできないほど苦労した経験があります。なんというか、就職活動の一ヶ月で、人生観が変わるほどの経験を積んだといっていいかもしれません。採用担当者の本音と建前の使い分け。ライバル企業を訪問させないようにしておいて、最後の最後で落とす。採用面接で全人格を否定する、など。

 それにもまして、最初のうち、面接をうける会社にすべて落ちてしまったのです。私は銀行業界が第一志望でした。大学の成績はわりとよかったですし、業界の研究も一通りしていました。志望動機も、きちんと説明できました。それでも次から次に会社の面接に落ちる。

 仕方なく、他の業界もまわりました。それでも落ちる。まぁ、大手企業ばかりでしたが、わりとまわりの人たちから前評判が高く、きっと一流企業からすんなり内定をもらうだろうと期待されていた私はかなりあせりました。

 どうして、自分ばっかり落ちるんだよう!!! 

 別に私だけ不採用になっていたわけじゃないんですけどね。

 それから二十うん年後、自分も採用面接の担当者の経験をし、もし当時の私を、今の自分が面接していたら、やっぱり落としただろうなぁ~と思ってしまうのです。でも落ち続けていた当時の私にはぜんぜん気がつかない。志望動機がいけなかったのだろうか。業界研究がまだまだ足りないのだろうか。どんどん自分のやってきたことに対して疑心暗鬼になってくる。理由は、もっと基本的なことだったんですけどねぇ。あまりにも単純なことなので、人生経験が少なかった私にはわからなかったのかもしれません。

 しかし、おかげさまで、当時ずっと落ち続けていた私は、あるちょっとしたきっかけでヒントをもらい立ち直ることができました。

 就職活動中の日曜日、落ち続けていた私は、暗く、自宅の布団にくるまって悶々と過ごしていました。そこへ大学時代の友人が電話をかけてきたのです。

 「内定もらった?」と聞くから、「まだ。全然駄目」とふてくされて答えました。電話をかけてきた本人は親のコネで大手企業から早々と内定をもらっているから、元気いっぱい。遊びに行こうと誘います。「そんな気にならない」と断ろうと思ったのですが、自分と同じようにまだ内定のもらっていない友人も来るからと言われ、とりあえず行くことにしました。

 行ったのは、代々木公園です。電話をかけてきた彼と彼女、そして就職が決まらないあわれな学生が二人。合計4人でフリスビーをして遊びました。こんな単純なことですが、楽しくてすごい気分転換になりました。みんなでゲラゲラ笑いながら話し、食事をしてその日は帰りました。

 帰る電車の中で、ふと気づいたのは、今までの就職活動の失敗の理由。そのときは疑心暗鬼でしたが、次の日から再開した就職活動で実行に移すと、前の週とは様変わりして連戦連勝に転じたのです。ほんのちょっと心構えを変えただけなのに。

 ちょっと今日は長くなったので、この続きは明日書きます。ただあまり大したことじゃありませんので、期待しないでくださいね。今の学生さんは、「面接の達人」などで理論武装しているから、こんな基本的なことはもう理解しているかもしれません。

 私が面接試験の担当者だったころ、逆に、うまく面接をすり抜け採用した学生がいて、あとでしまったと後悔したことがありましたので…。

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