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やる気にさせる明るい職場をつくる法

 こんにちは。

 大型の台風が接近しています。何でも、関東地方を縦断する可能性があるとか。

 早くブログを書いて、避難しなきゃ。(←なんのこっちゃ)

 …ということで、今日は前ふりなしでサクサク行きましょう。  

 さて、今日も「やる気にさせる職場の雰囲気」について考えてみたいと思います。

昨日は、社員をやる気にさせようとして厳しい職場の雰囲気を演出する上司についての具体例を書きました。厳しい上司にとっては、みんなの前で恥をかかせることによって、いっそうの奮起と反省を促すという気持ちがあるのでしょうね。

しかしですよ。

部下、特に若手社員の失敗を数える減点法による管理手法は、どちらかというと社員のやる気を損なうばかりか萎縮させてしまう方向へ行きがちになりますよ。

成績を上げている社員にとっても、もし自分もまた彼のように成績が上がらなくなったら同じように恥をかかされるのではないかと思い、仕事に対して消極的な気持ちになるのではないでしょうか。

たとえば、営業の成績が多く上がったとき、成績の一部を翌月に、あるいは翌期にまわして、叱られないように保険をかけておこうという気持ちになる。(←ホントにあった話。ここだけの話、犯人は私です。ごめんなさぁぁぁぁぁぁ~い)

それはともかく、このように減点法による管理手法は、一時的には社員に緊張感を持たせ、成績が上昇する場合もありますが、心の底から湧き起ってくる「やる気」ではないため、長続きしません。社員全員の結集したパワーには成りえないのです。

 これに対して上司が、部下の失敗を数えるのではなく、成功を数えるというプラス思考を持って部下に接した場合はどうでしょうか。

「目標を達成したら、みんなでお祝いのパーティーをやろう」

「よし!! みんなが頑張ってくれたら、俺が寿司でもおごろう」

「これがもし成功したら、ボーナスを上げよう」

 …など、ひとつもマイナス思考的な話をしない上司のいる職場は明るく活気があります。部下のやる気は持続するし、部下のいいアイデアも生まれてくる。

 豊臣秀吉がまだ若い頃、戦場に金銀のほうびをいっぱい持っていって、手柄をあげた部下にその場でほうびを手渡したとか。やる気は出るし、お祭り騒ぎのような明るさにつつまれる。

若手の社員が信じられないパワーを発揮するのはこういう職場ですね。

 上司は、部下に対し、失敗したときの厳しさばかり強調せずに、成功したらこんなにすばらしいことが待っていると、彼らに夢見させるようにすべきではないでしょうか。

 儲かる会社にすれば、社員はこんなにリッチな生活ができる。

 ・若手社員にたとえば10年先のビジョンを説明し、彼らがどのように仕事をし、どれだけ収入を得ているか夢見させる。

部下に対してプラス思考で接しようと書いてきましたが、そのとき重要な点は上司の人の見方です。

人間には誰でも欠点があります。簡単なしぐさや生活スタイルは本人の努力で直せますが、欠点がその人の生まれながらのキャラクターに根ざしている場合は、直すのが難しい。

逆に人間には誰でも長所もあります。ですから直りにくい欠点にこだわるよりは、長所を伸ばしてやる方が、従業員が大きく成長する場合がある。

かつて新聞に、ある有名な画家の子供時代のことが載っていました。彼は、小学校の低学年のときはまったくの劣等生で、成績が悪いばかりでなくものすごい人見知りで家族以外とは口を聞けなかったそうです。

ところがあるとき、学校の図画の時間、先生が彼の書いた絵をみんなの前でほめたことが自信となって、友達ができ、成績も徐々にアップしていったそうです。

よく一芸に秀でた人は何をやらせてもうまくやる、と言われますが、あるひとつのことで自信を持つと、ほかのことにも意欲がわき、今までできなかったことができるようになったりします。

上司は、欠点だらけの部下であっても、長所を見つけ出してほめることが大切です。そうすることによって、欠点もいつの間にかカバーされてくるのです。

また欠点であっても、見方によっては長所となる場合もあります。

江戸時代の話ですが、伊達政宗の家臣にいつも泣いたような顔をしている侍がいたそうです。政宗の側近が、伊達家にあのような意気地のないような顔をした侍はいりませんからクビにされたらいかがでしょうと政宗に言上しました。

政宗は笑って、いや、いずれ使い道がきっとあると言ってそのまま雇っておいたそうです。その後、政宗の知り合いの大名が死に、政宗は葬式にそのいつも泣いたような顔をした男を行かせました。

葬儀の後、伊達様のご家来は本当に悲しんでくださったと亡くなった大名の家臣は感激したそうです。

適材適所という言葉があります。できる上司は、部下の一番能力の発揮できる働き場所をよく理解しておく必要があるのではないでしょうか。

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