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目下の人をやる気にさせる法

 こんにちは。

 更新は、2日ぶりですね。なんか夏ばての影響が出ている今日この頃。

 それにしても昨日は参りました。

 むしむしする都心を汗を拭きつつ歩き回っていると、突然の豪雨ですよ。もうびしょ濡れ。

 カバンを頭の上にかざしながら、やっとのことで地下鉄の入り口までたどりつきました。なんか拭くものなかったかなとカバンの中を見て、はじめて傘があったことに気づく。もう最悪…。もうボロボロっす。

 仕事もいっぱいあったので、ブログを書くのは少しためらわれ…。

 こんなことではいかん。もう一度初心に戻って頑張ろうと思っております。

 先週からの続きの「人をやる気にさせる法」シリーズ、さっそく行きますよ。

 今日は、目下の人をやる気にさせる法。

 

 上役から仕事を命令されるとき、なんか嫌だなとか、ときにはムッとするシーンってありますよね。

 たとえば、「ビジベン君、ちょっと来たまえ」と上司からお呼びがかかり、上役のデスクの前に呼び出されるとき。

「なんかまたヘマをやったのかな」とビクビクしながら、上司のところへ行く。

 すると、ドサッと書類の束を渡され、「この仕事を明日までにやっておくように。いいね。明日の朝9時までに私に必ず提出すること。もし、遅れたら大変なことになるからな」

 …と、さも部下が上司の命令を守るのが当然と言わんばかりの傲慢な態度。

 さすがに温厚なビジベン君もムッとする。

 だって今日の夜は、明日の午後に提出しなければならない仕事のために残業する予定だったのだから…。

 その仕事を命令したのもあんたでしょう。決して仕事は遅い方じゃないけど、物理的に無理っスよ。

 さすがにキレて、もろ肌脱ぎ、「やいやいやい、てめぇ、何様だと思っていやがる。この遠山桜にかけても、理不尽は許さねぇぜ」と、傲慢な上司をひっとらえ、お白州に座らせて、百叩きの刑を命じられたら、…気分いいだろうなぁ。

 これにて、一件落着~!!

 …なんてことのできないサラリーマンの人たちはつらいですよね。こんな経験がある方は多いと思います。結構頭にくるシチュエーション。

 でもなぜ、こんなに頭に来るのでしょう。

 仕事を命じられるのは、給料をもらっている以上当たり前のことなんですよ。

 忙しいというのも、会社にとってその仕事が重要であり、やらなければならないものだとわかれば、徹夜してでもこなすことには仕方ないと思える。

 頭に来るのは、上役が上役風をふかせる「役割言葉」である場合が多い。

 社内で下の人間は、上の人間に対して常に劣等意識を持っていますからね。そのことは、もう十分痛感している。

 それなのにあえて、神経を逆なでするような上役風を吹かせる上司は、傷口に塩をなすりつけるようなもの。

 あまのじゃくでなくても、反抗的な態度をとりたくなる。

 反抗的な部下が多い職場は、「役割言葉」によって、上役風が風速50メートルぐらいの暴風雨となって吹き荒れているのではないでしょうか。

 じゃあ、どうすればいいか。

 この点について、多胡輝氏の「言葉の心理作戦」という本には、以下の解決法が記載されています。

目下の人をやる気にさせるには、言葉で身分の逆転をはかるとよい。

 つまり、上役の「役割言葉」が問題で、部下が反抗的な職場は、その「役割言葉」を逆転させてやればいいということ。

 たとえば、部下に対しては、必ず冒頭に、「頼みがあるのだが」という言葉を使ってから本論に入る。

 一見、なんでもないことのようですが、これを日常的に続けていると、やる気のなかった社員が発奮し、反抗的な部下が素直になったと本には書かれています。

 人は、劣等感が優越感に変わったとき、非常にやる気が出るといいます。

 これと関連する話ですが、昔時代劇を見ていた頃、お奉行様が町のチンピラに対して頼みごとをするシーンがあったんですよ。確か、「遠山の金さん」だったかな。

 このチンピラ。チンピラだから当然反抗的ですよね。直前まで奉行所の役人に悪態をついている。

そこへお奉行様が登場し、「実は、おぬしを見込んで頼みたいことがあるのだが、引き受けてくれぬか」って言ったんですよ。

その言葉を聞いたとたん、そのチンピラが従順になり、「へい。あっしでお役にたつことでしたら、何でもやらせていただきますぜ」。

あまりの態度の変化に驚きましたが、不自然には見えなかった。

自分も、お奉行様からああいう風に頼まれたら、感激して同じことを言ったでしょうから。

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