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新・仕事をゲーム感覚で楽しみ、成果をあげる法 

 こんにちは。

 東京は、台風一過といった青空が広がっています。

 昨日テレビを見ていたら、九州では大きな被害があったそうですね。被害にあわれた方に心からお見舞い申し上げます。

 さて、昨日の続きの「仕事をゲーム感覚で楽しみ、効果をあげる法」。

 今回は、戦国時代の国盗りゲームの事例でお送りしています。

 今日が始めての方、昨日の記事をお読みになっていない方は、先に昨日の記事をお読みください。

 そういえば、この販促キャンペーンのあとに、テレビゲームの大ヒット作、『信長の野望』が出たのですね。

 熱くなってゲームに取り組んだという方もいらっしゃると思います。

 今回の企画は、それを実体験できたといったら言いすぎかな。

 でも、参加者のフィバーぶり(←死語)を見ていると、それと同じ効果があったと思えるのです。

 さて、昨日の続き。

 私が昨日の企画を実行するに当たってまずやったのは、自宅で模造紙を貼り合わせ、二枚分の大きさの日本地図を作ることです。

 そして日本地図に、昔の国境線と武蔵の国や大和の国といった昔の国の名前を書き込みました。

 次の日の朝、それを筒状に丸めて持ち、出勤したのですよ。

 そして朝礼で、その地図を皆の前に張り出し、キャンペーンの企画を発表しました。

 前の大相撲の企画のときの朝礼と同じように、支店の人たちは微笑を浮かべ、目を輝かせているのがわかります。

 私はこの後もさまざまなキャンペーン企画を考案して行いました。これがいい企画かどうか、成功するかどうかは、みんなの前で発表したときすぐわかりますね。

 みんなの目の輝きが違うのです。

 よし頑張って一番に京都に上ってやるぞという闘志をメラメラ燃やしている営業マンは、しばらく表を凝視して、そのあと視点を上に向ける。

 この金融商品をどのお客さんにお勧めしようか、彼の頭の中でハードディスクが急回転して見込み先リストを検索しているのでしょう。

 それから、営業マン以外の人たち、とくに事務の若い女性の反応。

 前回の大相撲キャンペーンのときの影のMVPは、彼女たちだと書きました。

 彼女たちに興味をもってもらえたらしめたもの。

 若い営業マンは、私も含めていいカッコしいですから、あまり成績が悪いとなんとなく馬鹿にされるのではないかと思ってしまう。

 上司だったら、多少叱られても、まあいいやと思うんですけどね。

 とにかく、支店の人たち全員が面白い、と思ってくれれば目標はもう半分達成したようなものだと思います。

 しかし、もし最初の発表の時点で興味を引いてもらえないときはあとが大変ですね。

 やる気を出してもらうまで、新たに企画を練り直すなど相当苦労します。

 このキャンペーン企画はおかげさまで前者だったので、一気に目標を達成することができました。

 私がやったことといえば、毎日、朝礼の時間に日本地図を前にして、誰が現在どこまで進出している。誰が朝廷から左大臣の位をもらった、誰が京都まであとわずか、など皆の競争心をあおりながら発表すればいいだけ。

 ほかに、日本地図をもう一枚作って、階段のところに張り出しました。

 色違いのマジックを使って、各軍団が獲得した国を塗りつぶしていくのです。

 この作業は結構楽しかった。

 何もない白地図がどんどん四つの色で埋められていき、どの軍団が最初に京都に到達するか興味があおられます。

 休み時間に階段を登ろうとすると、階段のところに人だかりができているんですよ。

 営業に関係ない人も、その表を見ながら予想しあっている。

 これが個人別のノルマの表だったら、営業マンはたまらないですね。

 軍団としてのグループの獲得表だから、彼らも楽しめる。

 また形上は、自分の家臣ですから、彼らのためにも頑張ろうと努力するのです。

 目標達成間際の盛り上がり方は相当なもので、誰が将軍になるのか、視点はその話題で持ちきりになりました。

 私の一年後輩の若手営業マンはことのほか熱心で、夜遅くまで金融商品の獲得に頑張りました。

 上司はもちろん誰もそんなに遅くまで頑張れなんて言っていません。彼の自由意志だけでやっているのです。

 その彼。

 九州から本州へ海を渡るときに金融商品の獲得が一件必要だとあとで言ったのですよ。

 これは、他の軍団と同じ条件にするため、仕方ないことだったのです。

 すると、どうしてそれを最初にいってくれなかったのかと本気で私に食ってかかってきたのです。

 今日中に本州に上陸するのが夢だったと…。

 それまで一度も私に、声を荒げたことのない温厚な後輩でした。それが真っ赤になって怒っている。

 そこまで思いつめることないじゃん、と言おうと思ったのですが、気の毒になって、「説明不足で悪かった」と謝りました。 

 ところで、私が毎日朝礼で、中間報告を行うとき気をつけたのは、誰が取れていないとか、どこの軍団の動きが遅いとか、マイナスの話は一切しないという点です。

 プラス思考を念頭において話をし、頑張っている人を徹底して褒め称えました。

 そういうことをずっと繰り返していると、支店の中で冷めていた人たちも、なんだかみんながわいわい楽しそうにやっているのを目にして、自分から仲間に加わってきてくれるのです。

 なんか自分だけ冷めた目をしているのが、つまらなくなってくると言うか。

 そして最後には、お祭り騒ぎの活気あふれる雰囲気のまま、一人の落伍者も出さずに目標達成できるのです。

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