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人を発奮させる法

 こんにちは。

 なんか最近急に涼しくなりましたね。

 昨日は寝ていて寒いほどでした。

 つい、一週間前までは、扇風機をブンブンまわして寝ていたのに…。

 ちょうど今が、晩夏から秋にかけての体感上の転換点なのでしょうか。

 他の方のブログを拝見していても、体調が悪い、のどが痛い、寒気がするという記事が多くなってきているようですね。

 時節柄、くれぐれもお体にお気をつけください。

 …と、他人事のように言っておきながら、私も昨日のハードワークが応えたのか、朝からずっと体がだるいのです。

 なにせ、昨日は約束の時間に遅れそうになり、東京丸の内のお堀っ傍を全力疾走。

 皇居のまわりを走るランナー数人を、スーツでカバンをぶらさげた状態で追い抜きましたから。

 テレビの撮影でもあるのかと振り返っていた人も何人かいたようです。

 確かにテレビドラマでは、刑事がスーツ姿で走っている光景をよく目にしますね。

 でも、とても刑事には見えないだろうなぁ。

 逃げる犯人役? (←ほっとけ!!) 

 さておとといの記事は、のちに三洋電機の副社長になられた後藤清一氏が、松下氏のもとで工場長を勤めていたとき、失火のため工場を全焼させてしまったという話まででした。

今日はその続きです。

工場の責任者ということで、当然後藤氏は、クビかよくても左遷を覚悟しました。後藤氏が肩を落とし、恐る恐る松下幸之助社長に報告に行きます。

報告を受けた松下社長の言葉は次の一言だけだったとか。

「まぁ、頑張ってくれや」

昨日も書きましたように、決して当時の松下社長は、やさしい経営者ではなかった。電話のかけ方一つでも厳しく叱責する人だったそうです。

だけど工場を焼いてしまったという当然、厳しく叱責されるべき状況下では何も言わない。

この火事の一件があってから、後藤氏の松下社長に対する忠誠心はますます高まったそうです。

普通なら逆ですよね。小さなミスを叱らず、大きなミスに対しては厳重な態度で臨む。

 このあたりが「経営の神様」と言われた松下社長の人遣いのうまさの秘訣らしい。

 この小さなミスを叱って、大きなミスを叱らないというやり方は、うまい叱り方の手本とも言えますね。

 ここで、多胡輝氏の心理学シリーズには、以下のフレーズがあります。

● 部下の忠誠度を高めるには、小さなミスを叱って大きなミスをわざと無視する。

本には、小さなミスは、本人が、気がつかない場合が多いので、指摘してやる必要がある。

しかし大きなミスは、本人がいやおうなく自覚して反省しているのだから、厳しく叱る必要がない。

確かに大きなミスをしてしょげかえっているところに、追い討ちをかけるようにして叱れば、溺れている人の頭をピコピコハンマーで殴るようなもの。

またやる気をなくすばかりか、そんな薄情な上司をうらむことにもなりかねない。

ふだん口うるさい上司が、大きなミスを叱らなければ、そこに「思いやり」を感じるでしょうね。それが忠誠心へと転化する。

さすが、松下幸之助氏と、ますます尊敬が深まりました。

さて、この方法は、人を発奮させる場合にも応用できるらしいのです。

大きなミスを犯したときって、当然、そのミスに比例して、叱責の度合いが高まるって思いますよね。

そしてその期待通り怒られる。

すると人は、期待を満たされると安心してしまうらしいのです。

この点につき、またしても多胡輝氏の心理学シリーズから引用させていただくと…

● 人は、予期した結果が満たされると、それまでの行動パターンを変更する必要がないと思い込む。

もしこの期待が報われないと、人は、怒りや興奮で、俄然反抗的になるそうです。

だから、子どもや部下が期待通りの成果をあげたとき、彼らの期待通りにほめられないと、ふてくされてしまう。

子どもが一生懸命頑張って努力しても、その努力を親や周りが認めてあげなかったことで不良に走る子どもがたくさんいると聞きました。

以前ブログにも書きましたが、やっぱり人は、ほめられるようなすごいことをしたときは、ほめられなければダメになってしまうのですね。

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