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世田谷(三軒茶屋、松陰神社)をゆく

 こんにちは。

 昨日の東京は、一日中ぐずついたお天気でしたね。

 小雨が降っていましたが、それをものともせず、先週と同じように、仕事を午前で切り上げ、午後はウォーキングへ出かけたのです。

 …というのは、おとといまた図書館へ行ったんですよ。

 そしたら、あのベストセラー、小川洋子の「博士の愛した数式」が書棚にあるのを発見。

 ラッキー~♪

 屈折6ヶ月、ようやく読む幸運に恵まれたわけです。

 やはりベストセラーはチェックしておきたいですからね。

 ほかにCDを2枚借りたのですが、そのネタはまた別の機会に。

 ほかにもう一冊、気になる本が目についたので一緒に借りました。

 それが、「江戸ウォーキング」(JTBパブリッシング)というガイドブック。

 江戸をコンセプトに、都内の名所旧跡をめぐるウォーキングコースを紹介した本です。

 早い話が、るるぶがやっている「大人の遠足」シリーズの一冊です。

 でも借りてきて読んだら、ほとんどというかすべて行ったことのある場所ばっかり。

 サラリーマンの頃から、休日は外をほっつき歩くのが趣味だったので、歴史にゆかりのある都内の目ぼしい場所はほとんど行ってしまったのですね。

 それでもページをペラペラめくっていて、行きたくなった場所がありました。

 それは、世田谷です。

 先日、吉田松陰を話題にした日記を書きましたね。

 世田谷には、吉田松陰を祭った松陰神社があります。

 記事を書いた後、いろいろな方からコメントをいただき、吉田松陰が自分の中で特別な存在になりつつあったので、訪ねてみることにしました。

 まず行ったのが、三軒茶屋。渋谷から東急田園都市線に乗って2つ目です。

 最近再開発されて活気を増している街ですよ。

 昭和女子大や付属校が駅前にあるので、若い女性が多く華やかなイメージがあります。

 駅のそばにキュロットタワーというにんじん色の高層ビルができたのは数年前。

 その後、買い物客が増えましたね。六本木ヒルズや丸ビルに比べると全国的に有名ではないですが、遊ぶならこちらも悪くないと思いますよ。

 最上階からの展望は、決して上記のビルにひけをとりませんし、そのまわりの商店街は下町っぽい雰囲気も残っている。

 今日は、東急世田谷線の三軒茶屋駅前の広場で、大道芸が披露されていました。

 もちろん無料ですからね。私も大勢の人たちと一緒に見物しました。

 少し歩くと、これからお話しする神社仏閣や公園も充実しています。

 実はこの街は、私が銀行に勤めていた頃、毎日通った沿線上にあるので、よく知っているのです。

 それはともかく三軒茶屋駅前の喧騒をぬけ、松陰神社へ。

 その間、結構歩きます。世田谷区というのはものすごく道が入り組んでいるのですよ。ベテランドライバーでも、世田谷の小道に入り込んでしまうと方向感覚を失って迷ってしまうと聞いたことがあります。

 昭和の少し前までは、農村地帯ですからね。網の目のように広がった当時の農道が、そのままの形で現代に残っているからなのかもしれません。

 松陰神社の前の商店街では、「幕末維新祭り」なる催しが行われていました。

 山口県萩市の商工会議所と協賛で、出店や萩市の特産物の販売。ちなみに萩は吉田松陰の生まれ故郷。

 萩から大勢の人たちが来て、祭りを盛り上げています。

 出店を覗きつつ参道をゆくと、なんと会津の人たちが、神楽殿で民謡を唄っているではないですか。

 会津と長州。

 因縁深い地域同士ですが、吉田松陰の墓のそばで、一緒に祭りを盛り上げている姿に感銘を覚えました。

 吉田松陰の性格は、ものすごく明るくて、武士の子でも町人の子でも、一切分け隔てせず、同じように扱ったと司馬遼太郎氏の本に書いてありました。

 その地域同士、手を携えて同じ祭りを盛り上げている姿を見たら、吉田松陰もきっと喜んでいるかもしれませんね。

 ところで先日の日記で、松陰神社の境内に、萩の松下村塾と同じ建物が建っていると書きました。

 昨日、今日の祭りでは、その小屋の前で野外劇が行われるとか。

 テーマはもちろん、非業の最期を遂げた吉田松陰の教え。

 私が行ったときは、出演者が「松陰先生~!!!!」と、叫び声をあげるシーンのリハーサルを繰り返していました。

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