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世田谷(代官屋敷、世田谷城、豪徳寺)をゆく

  おはようございます。

 久しぶりに午前中の更新です。

 今日はこれから税務署へ行って決算書を提出し、そのあとスーパーへ行っていろいろな調査のお仕事。

 今週はいろいろ忙しく都内を駆け回ることになりそう。

 忙しいときは積極果敢に攻めていきましょう。

 …ということで、後顧の憂いなく仕事に取り組むために、まず日記の更新からと思った次第です。

 でもたぶん明日になったらふうふう言っていると思うんですけどね。
 
 それはともかく、今日も昨日の続きの「世田谷をゆく」をお送りします。

 ところで世田谷区って、結構広いんですよ。面積は58.08平方キロメートル。今はどうか知りませんが、人口でも鳥取県の人口と同じと聞いたこともありますし。

 区内には砧公園や馬事公苑、駒沢オリンピック公園など広大な公園が点在しています。渋谷や新宿から電車で、10~20分の距離なんですけどね。

 世田谷は東京の中にあって、いい意味でのローカルな気分を味わえるところ。

 世田谷区の中央を貫く世田谷線は、2両編成の、バスを2台つなげたような電車。江ノ電もこんな感じですね。スピードも普通の電車より遅く、若い女性の車掌さんが乗っているところもバスを連想させます。

 さて、昨日は松陰神社を出たあと、少し遠回りして世田谷代官屋敷を目指しました。

 途中の世田谷区役所の目の前にあるのが国士舘大学。

 硬派な大学といったイメージなのですが、最近は女子大生も増えて華やかさも出できているそうです。

 もともと世田谷はおしゃれな町。キャンパスを歩くと、流行のファッションに身を包んだ若者も大勢いました。

 でも大学の先生と思われる人たちの体はごついですね。柔道を教えているのでしょうか。でも笑顔で学生たちに話しかける姿に好感。

 世田谷区役所の前を通って、世田谷通りを越え、少し歩くと、代官屋敷通り沿いに世田谷代官屋敷があります。

 江戸時代、世田谷郷の土地を所有していたのは、あの徳川四天王で有名な井伊家。彦根35万石ですね。幕末の井伊直弼の家といったほうがわかりやすいでしょうか。

 井伊家から世田谷の代官に任命されたのが大場氏です。大場氏は、明治に至るまで、この代官屋敷で、代官職を世襲した。

 少し前の世田谷区長、大場啓二さんも大場氏。平成まで影響力は続いているのですね。

 代官屋敷はなかなか壮観ですよ。表門、母屋、白州なども残っていて、江戸時代の代官職の仕事の内容が偲ばれます。

 また隣接して、世田谷区立郷土資料館もあります。私の大好きな無料ですし、先日日記でご紹介した野毛大塚古墳の詳しい模型や解説、出土品の紹介などがあって楽しめます。

 そこからまた10分ほど歩くと、井伊家の前の世田谷の支配者であった吉良氏の世田谷城址があります。

 城大好き人間としては、東京に城があって、なおかつその痕跡が偲ばれる公園があること自体たまらない魅力ですね。

 もちろん、天守閣や櫓といった建物はまったく残っていませんが、世田谷の住宅地の中で、よくこれほど土塁や空掘の跡がくっきりと残ったものだと感心しました。

 その世田谷城址公園から、少し遠回りして吉良家の菩提寺であった勝光院へ。実はこの寺だけは今回はじめて行ったのですが、風情のあるいいお寺です。

 吉良氏墓所は静かでしっとりしていて、いかにも由緒正しい家柄の墓所という感じがしました。

 吉良氏は三河国吉良荘から起こった源氏の足利氏の支族。ちなみに忠臣蔵で有名な吉良上野介も、直接的なつながりはないようですが、先祖を同じくする同族ですね。

 そして最後に向かったのが、豪徳寺。彦根藩井伊家の菩提寺というよりは、招き猫で有名な寺かも。

 黄檗宗寺院特有の中国風の建築物がゆったり、いい雰囲気を醸し出しています。

 三重塔を新築したのですね。まだ一重目がシートに包まれていましたが、木目が美しい搭が、新たな景観を生む日も近いでしょう。

 この寺のもうひとつの注目は、井伊家の墓所。広大な墓所は一面に青々と苔が生え、美しい。

 幕末の大老井伊直弼の墓は、墓所の一番奥にひっそりとたたずんでいました。

 それにしても、安政の大獄の主催者と被害者であった吉田松陰の墓がこんなに近くにあるのですか。

 吉田松陰の墓は、小伝馬町で刑に処され小塚原に葬られた松陰の遺体を、弟子の高杉晋作らが死後4年後に、長州藩の抱え屋敷のあったこの地に移葬したのだとか。

 井伊家の菩提寺の豪徳寺も元からこの土地にあったのですね。

 なんとなく因縁を感じてしまいます。

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