もっとも効率的に、覚えた記憶を鮮明にする法
こんにちは。
このところめっきり涼しくなって、秋本番といった感じですね。
秋といえば、食欲の秋でもあり、読書の秋。
勉強の秋と呼ぶ人も無きにしも非ず。
受験生はもちろんですが、涼しくなって頭がさえてきたところでしっかり勉強し、資格や検定試験にチャレンジしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
勉強といえば、いろいろなことを記憶する行為と切り離せない。
最近は、詰め込み主義を排し、自分の頭で考えることを重視する傾向のようですが、自分の頭で考えるにもいろいろな材料が必要です。
やっぱりそれら材料を得るためには、頭に記憶させるしかない。
自分で勉強したことを忘れさえしなければ、一流大学の合格や大型資格を取得するのもそう難しいことではないのに、と考える人も多いでしょう。
でも人間ですから、天才でもない限り、勉強したこと全てを頭の中にストックしておくことは不可能ですね。
ただ効率的な記憶法というものがあるのですよ。
いつもお世話になっている多胡輝氏の「心理トリック」には、「一夜漬けを成功させるトリック」、「記憶を鮮明にさせるトリック」として紹介されています。
実はこの本のこの箇所を読んで実践したのは、私が大学に入ってからでした。
この方法を自分なりに改良して、試験に望んだところ、ことごとくいい結果が出たのです。
もっとも私が不得意とする数学や物理、化学といった理系科目がなく、大好きな社会科学系の科目ばかりだったので、人並みな勉強はしたのですが…。
ところで、いくら勉強しても、覚えたことが頭の中に残らず、穴の開いたバケツみたいに記憶が流れ出してしまうと嘆いている人っていますね。
私の学生時代の友人もこんなタイプでした。
とにかく努力家で、真面目に授業に出てしっかりノートをとる。試験前は図書館にこもって、夕方まで勉強していましたっけ。
それでも試験になると、せっかく勉強した成果が成績になって現れない。
答案用紙を前にして、今まで勉強した内容がほとんど頭に残っていないんですね。それでも努力の成果で平均以上の成績はとるのですが、努力の割に結果がついてこないのです。
彼ほど勉強しているわけではない私が、彼の2倍も優の数が多かったので、「何でだよ~」と怒っていた姿を今でも覚えています。
確かに私は多胡輝氏の本を読んで、要領のいい勉強の仕方を身に付けていました。でも、当時彼にも教えたんですけどね。
彼が意固地になって、従来の勉強法を変えなかっただけのこと。
本には、「一夜漬けを成功させるトリック」として、次のフレーズが紹介されています。
● 記憶の再生は、その記憶から再生までの間に、ほかの刺激の入る量が少ないほど正確になされる。
この方法は、先日、NHKの「ためしてガッテン」でも取り上げられていましたね。
たとえば、覚えなくてはならないことを一通り記憶したら、未練がましく起きていないで、すぐ眠ってしまうこと。
そして、翌朝も不必要に早く起きないでぎりぎりまで寝て、さっと復習して試験会場に向かうのがよい。
そうすると、前の日に覚えたことが、効率よく頭の中にとどまった状態で試験に望めるというわけです。
それは、どうしてか。
記憶というものは、それが再生されるまでに、別の刺激が入れば入るほど正確に再生されにくくなる。
だから記憶し終わったらすぐ眠り、試験の直前まで寝て、外界のいろいろな情報を遮断するのがいいわけですね。
実験では、眠っている間、はじめの2時間ぐらいは、眠る直前に覚えたことをかなり忘れるが、その後は記憶がよく保たれ、8時間たっても、約半分は保持されていたそうです。
ところが、目が覚めたままでいると8時間の間にほとんどが忘れられ、10パーセント前後しか保持されていなかった。
いくら勉強しても頭に入らなかった友人は、これとは逆の方法を取ってしまったのですね。
すなわち、昼間集中的に勉強して、夕食後はコンパなど飲み会に参加し、寝る前にテレビや漫画を読む。
昼間いくら勉強しても、上記の通り、8時間たって記憶が10パーセントしか残っていない状態。
トータルの勉強時間が多いといっても、起きている間、そのあとさまざまな刺激が入ったら、記憶が流れ出してしまうのですよ。
以上のことは、もちろん、一夜漬けのみならず、あらゆる効率的な記憶法に応用できますね。
そのあと、私は上記の心理法則と同じ本の「記憶を鮮明にするトリック」や「学習効果を上げるトリック」とを組み合わせ、オリジナルな記憶法を考えてみました。
大型資格は受験したことがありませんが、効率よくいろいろ覚えられるおかげで、その後の学生生活や会社に入ってからもさまざまなメリットがあったと言っていいでしょう。
私自身、もともと頭がいいほうではないので、ストレートで東大に入るような頭のいい人の記憶術よりは役に立つかもしれませんね。誰でもできますから。
それはいずれ、ご紹介できれば。
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