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続・普通の人が頭をよく見せるための法

  こんにちは。

 おとといは、話しはじめに、テーマがいくつあると断わっておくと、頭のよさを印象づけられると書きました。

 そのいくつかとして、3つの問題点、3つの解決策を例としてあげましたね。

 実はこの3つという数字。

 人間は誰でも、「3つ」という数字に、落ち着きを感じる心理作用があるそうなのです。

 たとえば、1つではなんとなく寂しい。

 2つは座りが悪い。

 それが3つになると、「3つどもえ」になって、安定感を感じさせるのだそうな。

 この点につき、多胡輝氏の「好印象を与える自己表現術」(ごま書房)には、以下のフレーズがあります。

● 要点などは、3つにまとめると、頭のいいまとめ方という印象が強くなる。

 上記の本には、その具体例として、かつて伊藤忠商事の副社長を務め、言論界でも活躍された故瀬島龍三氏のエピソードが紹介されています。

 当時、瀬島氏と会った人は例外なく、その説得力のある話し方に驚いたのだそうな。

 瀬島氏は、どんな問題についても、「それは3つの答えがあります」とか「その問題点は3つあります」と複雑な事柄も「3つ」に絞り込んでしまう。

 こうすると、複雑な問題も整理されて理解しやすくなるとか。

 また、全体のイメージもつかみやすくなる。

 しかし、「答えはこれしかない」と「1つ」に絞ると独断的な印象を与え、「2つ」ではとってつけたような感じになりやすい。

 だから、「3つ」は、人間心理の特性に訴えかけて、十分な効果を及ぼすのですな。

 さて、この3という数字。

 私の年代なら、「栄光の背番号3」をリアルタイムで見てきたから、思い入れはあるのですが、ビジネスの現場ではどうでしょう。

 おそらく、「3分間スピーチ」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

 これもまた、普通の人が頭をよく見せるための秘訣として使えるらしいのです。

 この点につき、さきほどの本にはまた、以下のフレーズがあります。

● 一つの用件は、3分以内に話すようにするのも、頭のいい話し方をする秘訣。

 ところで、なぜ3分が、これほどまでに重要なのか。

 多胡氏の本には、3分に相当する言葉の分量が、普通の人間がメモを使わずに話せる平均値であると書かれています。

 また、約3分が、一つのテーマを話し終えるのにちょうどいい時間でもあるらしい。

 つまり3分は、自己表現をするときにも、ひとつの区切りになる長さなのですね。

 どんな用件であれ、およその内容は3分あれば表現できるはず。

 内容のない開会のあいさつや結婚スピーチなど、無駄なことを長々と話す人って、やはり頭がいいという印象からは遠いですよね。

 スピーチや自己紹介は、聞き手があっての話。

 とりあえずひとつの用件は、3分以内で収めるよう努力することが大事ですね。

 複雑な事柄でも、スパッと要点をわかりやすく話せる人って、やはり優秀で好感が持てますよ。

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