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沈黙と社交性にかかわる一考察

 こんばんは。

 東京では桜が満開。

 うちの近所って、意外とお花見スポットがたくさんあるんですよ。

 近所の公園では、シートをひいて大勢の人たちがワイワイお花見を楽しんでいました。
 
 江戸時代からお花見の名所となっていた川もあり、広い通り沿いはまさに桜の花のトンネル状態。

 車の中から見たら、すごい景色かも。

 図書館の帰り道に、遠回りしてお花見スポットをぐるっと一回りしてみました。

 いい気分で家に戻ったら、突然、花粉症の禁断症状が…。

 久しぶりに地獄の苦しみを味わいました。

 しかし今日は、おかげさまで少し持ち直したみたいです。

 昨日の夜、完全重装備をして寝ましたからね。

 部屋中に「花粉ガード」をまんべんなく撒き散らし、とくに布団のシーツの上には念入りに。

 そして、超立体マスクをし、耳にはイヤーウイスパー、あとは手ぬぐいで目隠しです。

 顔にある穴はすべて塞ぎ、五感のうちの視覚、聴覚、臭覚をシャットアウト。

 さしもの花粉も、入り込む余地がなくて退散したみたい。

 こんな格好では眠れないんじゃないかと言う人もいるかもしれませんが、ところがどっこい、これがよく眠れる。

 不眠というのは、心配事があるなど精神的ストレスが影響する場合が多いと思うのですが、それ以外の要因も結構あるような気がします。

 たとえば、暴走族の音がうるさいとか、部屋に朝日が当たりまぶしくて目が覚めるとか、部屋の臭いが気になるとか。

 横になっている間は、自分がなんで眠れないのかわからずあれこれ考えているうちに、いろいろそのほかの不安が広がってくる。

 結局、ストレスからくる不眠症になってしまうケースもあるんじゃないですかね。

 そのような方は、とりあえず上記の方法を試されることをお勧めします。

 自分を外界と遮断する形で寝ると、なんていうか「無の世界」、わかりやすく言うと、「あの世」で熟睡しているような気分になれるのですよ。

 音もなく、臭いも感じない、漆黒の闇の世界…。

 そのなかでは、体という物質すら存在しない。

 あるのは、開放された魂のみ。

 朝になり目が覚めると、昨日とは違う、生まれ変わった自分をあなたは発見するでしょう。

 でもなぁ。この睡眠法は防災上大きな問題点もある。

 さすがに地震のときはわかりましたけど、近所で火事があったとき、朝までまったく気がつかなかったこともあるんですよ。

 消防車が何台も来たそうだけど…。

 志ん生の落語じゃないけど、自分の着物に火がついても面倒くさいから消さずに焼け死んでしまった怠け者がいたそうな。

 まわりが火の海なのに、一足先にあの世へ行った気分を楽しでいるなんて落語にもならない。

 焼死体で発見されたとき、耳栓に目隠し、猿ぐつわ代わりのマスク、それにもし後ろ手に縛られてでもしていたらやはり変死体として扱われるのだろうか。

 なぜ彼は、自宅内で監禁されていたのか。

 もしかしたら、彼は緊縛愛好者だったのか、なんて。

 それはともかく、久しぶりのビジネスネタでした。

 さて、先日から再登場している苦情・クレーム処理シリーズ。

 ずっと引っ張ってきましたが、そろそろ一区切りということで、最後に「苦情処理に効く名言」シリーズで締めるつもりです。

 昔から名言集が好きで、いろいろ読みましたので。

 ところで、名言というのは、古くは紀元前から残っているのもありますな。

 有名なところではソクラテスの「汝自身を知れ」、シーザーの「ブルータス、お前もか」etc…。

 ローマの作家、パブリウスの「最高に到達せんと欲せば、最低から始めよ」なんかは、実に奥の深い言葉だと思います。

 驚くことに、これらは二千年以上前の言葉ですよ。

 科学技術はめまぐるしく進歩していますが、人間本来の精神性は昔とさほど変わっていないのではないかと思わせます。今見ても、全然古くないですよね。

 腹心の部下に裏切られ、会社を乗っ取られた創業社長は、「○○専務、お前もか」と嘆きそうです。

 今、この瞬間も、そう言って嘆いている人は大勢いるかもしれません。

 先日、苦情処理法について、「ピンチに陥ったら、下手に口をきくより、「沈黙は金」と考えた方がいい場合もある」と書きました。

 調べてみたら、「沈黙」についてさまざまな名言があるんですよ。

 たとえば、亀井勝一郎の「沈黙の理解があるように、沈黙の怒りや反抗もある。黙っている人を畏れなければならない」

 確かに、人は本当に怒ると黙ってしまうかもしれない。

 怒りでスーッと血の気がうせて青くなり、じっとこちらを瞬きしないで見つめる人。

 ホラー映画に出てきそうで、怖い、怖い。

 また、イギリスの評論家・ハズリットは、以下のように言っています。

●「沈黙は会話の偉大な話術である。自分の舌を閉じる時を知る者は馬鹿でない」

 彼が活躍したのは、18世紀。

 そんな昔に、苦情処理法について含蓄ある意見を述べている人もいるんですね。

 確かに、失敗したとき、ペラペラ言い訳の言葉をまくし立てるのはかっこいいもんではありません。まさに、「沈黙は金」ということ。

●「心にもない言葉よりも、沈黙の方がどれほど社交性を損なわないかもしれない」

 これを言ったのは、フランスの思想家・モンテーニュ。

●「口に才ある者は多くのことに拙なり」

 これは江戸時代の儒学者・伊藤東涯。

 口がうまいばっかりで全然役に立たないということを言いたいのでしょう。「口は災いの元」ともいいますから。

 これだけ、「沈黙は金」的な名言を並べてしまうと、明日から口を開くのが嫌になりますね。確かに、世の中、しゃべりすぎる男は軽薄と取られ、嫌われる傾向にあります。

 女性が抱かれたくない男のランキングを見ると、出川哲郎、松村邦洋といった口から先に生まれてきたような男たちが常に上位を独占している。

 それに対して、高倉健や渡哲也は、沈黙派の代表でしょうか。

 彼らが嫌いという日本人もまた非常に少ないことは確か。

 そういえば渡哲也さん。少し前、石原プロのロケ現場で、所属俳優が人身事故を起こしたんですよね。

 そのとき、被害者に土下座して謝ったというのは有名な話です。

 渡哲也さんみたいな大物俳優に土下座して謝られれば、誰も何も言えないですよね。

 そしてすぐ、ドラマの制作を中止しました。この処置もまた見事というほかありません。
   
 しかもいい訳ひとつ言わずに、今後の対応策を決定しました。

 まさに沈黙派の面目躍如たるものがあります。

 寅さんで有名な渥美清さんも、プライベートでは寡黙な人だったというし…。

 かつて盛んにマスコミをにぎわしている元横綱の兄弟。しゃべる弟に沈黙する兄。しゃべる弟は少しかっこ悪い。沈黙する兄に分があるように見えるのは、私だけだったでしょうか。

 でもなぁ。ビジネスマンは口を開いてしゃべらないと仕事にならないんですよ。とくに営業マンは、沈黙していたら商売上がったりだし…。

 どうすりゃいいんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~

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