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会社訪問にまつわるエトセトラ

 こんにちは。

 昨日は、雲ひとつないいいお天気で、気温もまさにベスト。

 久しぶりに、ウォーキングというか、遠くへハイキングへ行ったのですが、その話題はまた日をあらためて。

 
 先日、青山の出版社に顔を出してから、少し時間があったので、「表参道ヒルズ」へ行ったのですよ。

 表参道ヒルズへ行ったのは、恥ずかしながら昨日が初めてです。

 建築家安藤忠雄氏が手がけた斬新なデザインとコンセプトですか。

 建物自体は、六本木ヒルズやシオサイトを見慣れている目にはさほど大きさを感じない。

 エスカレーターは普通のビルより、狭くて急なくらい。

 特徴は、ビル全体が大きならせんスロープになっている点ですかね。

 通路が少し傾斜していて、その坂道にそっていろいろなテナントが並んでいる感じ。

 それにしても、ブランドショップばかりがどこまで行っても続いていて、貧乏人代表のオイラには、とても店に入る勇気がございませぬ。

 立ち飲みの屋台みたいなお店もあったのですが、そこさえも気後れしてしまう。

 原宿や表参道が、どんどんオイラから遠のいてゆく寂しさを感じてしまいました。

 これでも、小学校時代から、ひとりで原宿や表参道を歩いていたんですけどね~。

 どこで、人生の階段を踏み外してしまったのだろうと考えつつ、帰りに「ユニクロ」へ寄って癒されました。


 それはそうと、ここからが今日の本題。

 今の時期、オフィス街を歩いていたり、電車に乗ったりしていると、よくリクルートスーツを着た会社訪問の学生さんの姿を見かけます。

 今は春が、会社訪問の時期なのですね。

 オイラが会社訪問をした二十うん年前は、会社訪問の解禁日が十月一日と決められていました。

 いまより短期決戦でしたね。

 だから十月の早い時期に大手企業は内定が出て、ほとんど勝負が決定してしまう。

 十一月や十二月までリクルートスーツを着て、就職活動をしているのは悲惨と言われました。

 実は、オイラも就職活動に関しては、言葉にできないほど苦労した経験があるんですよ。

 なんというか、就職活動の一ヶ月で、人生観が変わるほどの経験を積んだといっていいかも。

 採用担当者の本音と建前の使い分け。

 ライバル企業を訪問させないようにしておいて、最後の最後で落とす。採用面接で全人格を否定する、など。

 それにもまして、最初のうち、面接試験をうける会社にすべて落ちてしまったのです。

 オイラは、銀行業界が第一志望でした。

 大学の成績はわりとよかったですし、業界の研究も一通りしていました。志望動機も、きちんと説明できました。

 それでも次から次に会社の面接に落ちる。

 仕方なく、他の業界もまわりました。

 それでも落ちる。

 まぁ、大手企業ばかりでしたが、わりとまわりの人たちから前評判が高く、きっと一流企業から真っ先に内定をもらうだろうと期待されていたオイラはかなりあせりました。

 どうして、自分ばっかり落ちるんだよう~!!! 

 別にオイラだけ不採用になっていたわけじゃないんですけどね。

 しかしですよ。

 それから二十うん年後、自分も採用面接の担当者の経験をし、もし当時のオイラを、今の自分が面接していたら、やっぱり落としただろうなぁ~と思ってしまうのです。

 でも落ち続けていた当時のオイラには、その理由がぜんぜん気がつかない。

 志望動機がいけなかったのだろうか。業界研究がまだまだ足りないのだろうか。

 どんどん自分のやってきたことに対して疑心暗鬼になってくる。

 理由は、もっと基本的なことだったんですけどねぇ。

 あまりにも単純なことなので、人生経験が少なかった当時のオイラにはわからなかったのかもしれません。

 しかし、おかげさまで、あるちょっとしたきっかけでヒントをもらい立ち直ることができたのです。

 
 就職活動中の日曜日、落ち続けていたオイラは暗く、自宅の布団にくるまって悶々と過ごしていました。

 そこへ大学時代の友人が電話をかけてきたのですよ。

 「内定もらった?」と聞くから、「まだ。全然駄目」とふてくされて答えました。

 電話をかけてきた本人は親のコネで大手企業から早々と内定をもらっているから、元気いっぱい。

 遊びに行こうと誘います。

「そんな気にならない」と断ろうと思ったのですが、自分と同じようにまだ内定のもらっていない友人も来るからと言われ、とりあえず行くことにしました。

 行ったのは、代々木公園です。

 電話をかけてきた彼と彼女、そして就職が決まらないあわれな学生が二人。

 合計4人でフリスビーをして遊びました。こんな単純なことですが、楽しくてすごい気分転換になりました。

 みんなでゲラゲラ笑いながら話し、食事をしてその日は帰りました。

 帰る電車の中で、ふと気づいたのが、今までの就職活動の失敗の理由。

 そのときは疑心暗鬼でしたが、次の日から再開した就職活動で実行に移すと、前の週とは様変わりして連戦連勝に転じたのです。

 ほんのちょっと心構えを変えただけなのに。

 ちょっと今日は長くなったので、この続きはまた次回書きます。

 ただあまり大したことじゃありませんので、期待しないでくださいね。

 今の学生さんは、「面接の達人」などで理論武装しているから、基本的なことはもう理解しているかもしれませんけど。

 でも、面接試験の担当者だったころ、逆の理由でうまく面接をすり抜け採用した学生がいて、あとでしまったと後悔したことがありました。

 こんな簡単なことが、面接試験にうまく通るテクニックかもしれません。

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