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会議で主導権を取って、思った方向へ導く法

 こんにちは。

 最近、雨ふりの天気ばかり。

 じめじめして憂鬱な気分になりますが、気温が低くて過ごしやすいのだけは不幸中の幸いです。

 でも、またすぐ暑くなるのでしょうね。

 今のうち、体力の温存を図っておかねば。と思って、ゆっくり過ごしていると、暑くなったらまた仕事が手につかないなんてことになるかも。

 人間、楽なほうへ流れる気持ちに竿をさせるかどうかが、大事なのかもしれませぬ。

 
 …と思いつつ、頑張って書きます。
 
 さて、前回の会議の話の続きです。

 会議の場で印象を強めるには、いつも決まった席にすわるのがいいらしい。

 そのたびに席を変わるというのは、ほかの人の印象に残りにくいからだとか。

 確かに、発言力のある人は、いつも決まった場所に座る傾向がある。

 逆に言うと、たまたま下座に座った人、目立たない場所に座った人は、議論から疎外されがちになり、あとあと不満が残ることにもなりかねない。

 全員が、会議に参加しているという雰囲気を作るためには、議論の大勢が決まりつつある段階で、下座に座っている人たちの意見をじっくり聞くことが重要かも。

 それだけ、会議の場で座る場所というのは大事だということですね。


 ところで、いつも自分の意見に反論する相手っていませんか?

 意見の内容に反論するというより、あんたの言ったことにはすべて反論してやる、みたいな。

 与党に対する野党の代表質問もそんな部分が無きにしも非ず。

 そういう論敵が、自分の真ん前に座ると、より対決姿勢が明確になってしまいかねない。

 徹底的に相手とやりあいたいという人はいいかもしれませんが、そうじゃない人は自分の正面に、協力者として座ってもらうことも一法です。

 そして、いつも反論する相手が口を開く前に、協力者に「賛成」と賛同してもらう。

 この方法は、古今を問わずいろいろなところで使われていますね。

 先日、オイラが生まれて初めて出席した株主総会。

 議長が、「ご採択願えますでしょうか」と言った時、真ん前の第一列に座っていた人たちが一斉に拍手したんですよ。

 つられてオイラも拍手しちゃいました。

 株主総会が終わって、席を立つとき見たら、全員その会社の社員じゃないっすか。

 確かに、社員も株主様だろうけど。

 それにしてもあの拍手の中、意義ありなんてとても言える雰囲気ではなかった。

 万一の反対者に備えて、機先を制してしまう作戦なのですね。

 賛成の意見は、発言直後に、バックアップする形で言って貰えればベストです。

 今言ったように、反対者が反論する機会を奪う形になりますから。


 これについて有名な事例がありましたね~。

 関が原の戦いを前にした徳川家康です。

 上杉征伐で、豊臣恩顧の大名を引き連れ、今の栃木県小山にいた徳川家康は、石田三成の挙兵を聞き、反転して彼を討つ作戦に出ようとします。

 しかし、大阪城には今一緒に小山にいる豊臣恩顧の大名の妻女が人質になっている。

 今、石田三成征伐を宣言しても、彼らが味方についてくれるかどうかわからない。

 そこで家康は、彼らの中の協力者に、いち早く自分に味方すると宣言してもらいます。

 作戦の発表の場で、「これから石田三成を討つつもりだが、おのおの方、味方してついてくるか、どうか」と家康が問いかける。

 すると、いち早く、「お味方する」と協力者が立ち上がり、満座の諸侯に同意を促した。

 その協力者は、豊臣恩顧の大名。彼が従うなら、我も我もと賛同者が続出。

 どっちつかずだった大名も味方し、関が原へ向かって勝利を収めることができた。

 ところでその協力者って誰でしたっけ?

 福島正則と山内一豊だったと思うのですが…。

 この辺の事情は、司馬遼太郎の「関が原」に詳しく書かれています。

 大河ドラマの「功名が辻」ではまた、一豊の妻の千代の入れ知恵ということになるのでしょうけど…。


 ところで会議は、相手があってはじめて成立する。

 参加者には、それぞれ利害関係といったものがあるはず。

 そこで、リーダーになる必要はなくても、自分の望む方向へ議論を持って行きたい場合もあるでしょう。

 そんなとき重要なのは、会議の方向性を左右するキーマン。

 キーマンと友好関係を保ちながら、会議を進めたいと思う場合もあるし、どうしても受け入れなれない議題だったら、キーマンと対立しなければならない場合もある。

 議題の方向性によって、相手と友好的な立場を取りやすい席、対立して議論しやすい席の取り方というのがあるんですよ。

 いわば、会議の目的によって、もっとも効果のある席の取り方。

 たとえば、会議室のテーブルが、もっとも一般的な長方形だったと仮定しましょう。

 会議の主導権を握りたいなら、長方形の長い辺の真ん中。そして窓などの光源を背にするとよいと書きました。

 そして、いつも自分の意見に反論する相手がいたら、目の前に座らせないために、協力者にそこに座ってもらうとも。

 会議のキーマンが、テーブルの長方形の長い辺の真ん中に座ったとして、もし自分が彼と協力して議題を進行したいなら、なるべく彼のとなりに座るとスムーズに行きます。

 そしてキーマンが発言したら、すぐそれに同調する。

 さきほども言ったように、発言直後の賛同意見は、反対者の発言する機会を奪うことになるからです。

 また、長方形のテーブルの短い辺の真ん中は、副議長的な席なので、そこに座ってサポートするのもいいですね。

 逆に、相手と対立的に議論したいなら、もちろん正面に座る。

 しかし、客観的な立場から見て、お互いがテーブルの真ん中で言い争ったのでは収拾がつかなくなる恐れがあります。

 だったらその二人は、テーブルを挟んだまま平行移動してもらい、テーブルの端に座ってもらう。

 そして、客観的な視点を持った人に真ん中に座ってもらうのです。

 中央の争いから地方の争いに転換する。

 すると中央から斡旋する余地ができます。

 争いがないのにこしたことはありませんが、大勢に影響ない場所でやりあうのも時には必要かもしれません。

 多少のガス抜きは必要でしょうから。

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