会議で、発言せずにやる気を演出する法
こんにちは。
先日、ようやく角田光代の直木賞受賞作「対岸の彼女」を読み終わりました。
忙しくて、細切れ時間を利用して読んだのですが、なかなか面白かったですよ。
とくに、女性社長の率いる旅行代理店が、新規事業としてハウスクリーニングを手がけるリアル感にはびっくりしたな~もう。
スモールビジネスの現場にいるオイラからしても、全然違和感がない。
ハウスクリーニングの研修風景、新規事業立ち上げの問題点、チラシのポスティングの反応率。
現実に、企業が経験のない分野で新規事業を立ち上げたら、こういうシュミレーションで事が進むだろうと思うのです。
たとえば最初は、知り合いが顧客になってくれるのだけれど、注文は3件でストップ。そこから、まったく仕事のない長~い空白期間。
チラシをポスティングしても、まったく効果なし。
それでもあきらめずコツコツ宣伝していると、あきらめかけた頃に、電話で見積り依頼が入る。
しかし相見積りで、すぐには決まらない。
最初の仕事が決まったとき、感動して涙を流す主人公にジーンときました。
だけど、そのまま事業が軌道に乗るわけではなく、過酷な試練が待ち受けて…。
もちろん、作者が現場の人たちに密着して取材したからだと思いますが、作家自身にバックグラウンドがなければ、ここまでリアルに書けないかも。
その意味では突っ込みを入れられない作品でした。
恐るべし、直木賞作家。
それに比べて、経営の専門家の書くビジネス書って、どうしてこんなに突っ込みたくなる本が多いのでしょう。
そんなのあるわけないじゃん、という画期的営業法や経営法がたくさんあったりして。
中身よりまず、注目されて本を売るという前提条件があるからでしょうね。そのために、皆が驚くようなタイトルを考える。
その驚くようなタイトルにあわせて中身を考えると、理論と実践の間で矛盾が出てきてしまう。
実際、現場で苦労したことがある人だったら、すぐ気がつくはず。
若い頃、タイトルにつられてビジネス書を買い、実際ためしてみてひどい目にあったことが何度もあるので、否定的な意見を書いてしまうのですが…。
もちろん、中には使える本もたくさんありますけど。
さて、今まで、長々と引っ張ってきました「会議で、印象よく自己主張できる法」。
ついに抵抗むなしく、2回目の最終回をむかえることになりました。
次回からはまた新シリーズを、と行きたいところですが、目が疲れてどうしようかと…。
さすがにテトリスは、時間短縮の方策を考えていますよ。
たとえば、途中までブロックを一箇所に積み上げ、そこからスタートする。
そうすると、ゲームオーバーまでの時間が短縮されて目の疲れが軽減できますからね。
それでも最近は、ますますスキルがアップして、ゲームオーバー寸前の状態から盛り返すことがあるのです。
大富豪は、勝ちすぎて面白くなくなり、最近はほとんどやらなくなりましたから、もう行き着くところまで行くしかないか、と…。
それはともかく、ビジネスネタ。
今日は、「会議で発言しなくても、積極的と思われる法」を中心に、アトランダムに書いていきます。
● 会議室の椅子に腰掛けたとき、背筋をビンと伸ばした姿勢が、しっかり者のイメージを作る。
多胡輝氏の「好印象を与える自己表現術」によると、背中を丸めた姿勢をとる人は、内省的、防衛的な傾向が強いそうです。
つまり、人嫌いなタイプと見られるんですね。
やはりビジネスマン、ビジネスウーマンともに、そういうふうに見られるのは、仕事をしていく上において損かも。
確かに会議のとき、背筋を伸ばして発言している人のほうを向くのは、前向きだと取られます。
ただ司会者から、「○○さん、何か、発言したいことあるの?」と聞かれる可能性もありますので念のため。
そういう姿勢をとる以上、自分の意見をまとめておく必要はありますね。
逆に考えると、そういうふうに突然、意見を求められるから、皆、背中を丸くしてテーブルについているのでしょうか。
消極的な見た目と、実際会議に消極的なのは、一致するわけなんですな。
次は、上記と関連する自己表現術です。
● 椅子に深々と掛けるより、浅く座ったほうが積極的な姿勢を感じさせることができる。
これは、会社訪問の学生ならみんな経験があることがらではないでしょうか。
面接のとき、面接官に向かって、椅子に深々と腰掛けるのは、なんとなく傲慢な印象を与える、…と、面接のノウハウ本に書いてあったのを覚えています。
確かに、椅子に浅く腰掛けると、すぐ立ち上がることができる。
次の行動をとりやすいということで、積極的に感じさせるのでしょう。
若さも感じられますね。
椅子の座り方だけで、会議で積極的なイメージを与えられるなら利用しない手はありません。
背を伸ばし、椅子に浅く腰掛ける。…とくれば次はこれでしょう。
● 身を乗り出して聞くと、相手に強い関心を持っていることが伝えられる。
テレビの野球中継やサッカー中継でも、試合が白熱し、強い興味を持ってくると、人は自然に身を乗り出します。
その姿勢を見ただけで、周りの人は、彼が強い関心を抱いているというのがわかるもの。
もし会議の場で、面白くない議題だからといって、身を引いて及び腰になっていると、それだけで仕事に消極的だと思われかねない。
嫌でも、興味がなくても、そういうふうに心の中で思っているのかと、相手に勘ぐられたくなければ、身を乗り出して聞くふりをすることも一法です。
さて、今まではどちらかというとネガティブな自己表現術でしたが、最後は、究極の積極性を表現する法を。
ただし、これだけは発言が必要ですが…。
● 会議やミーティングで発言するときは、立ち上がるだけでも話しに迫力を出すことができる。
皆が座っている会議で、立ち上がる。
そんな慣習がない会議だとそれだけでも参加者の印象に残るでしょうね。
ここぞというとき、どうしても通したい案件があるとき、立ち上がって熱弁を振るうのは効きそうな気がします。
ただ、この方法は皆がしらけてしまうと、ちょっとかっこ悪い。
立ち上がって話すぐらいだから、話す中身もある程度、皆の注目を集めるものでなければならないでしょう。
それに自信があるなら、今だ! という感じで、熱弁をふるってくださいね。
最後におまけ。
今年の正月にお送りした「決定! 心に残る東京都内絶景スポット、ベスト3」の第3位 「勝鬨橋から聖路加タワーおよび大川端リバーシティー21の高層ビル群を望む」の画像です。
でも、こちらのほうが新旧の対比がいい味を出しているかも。
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