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意表をつく書き出しの研究

 こんにちは。

 久々の文章ネタです。

 今日は、前ふりを書きにくい雰囲気のテーマなので、いきなり行きまっす。

 前回は、読者に興味を持っていただく書き出しについての話題でしたね~。

 それは、最初からすべてを明らかにするのではなく、読者に「えっ?何?」という疑問をまず持っていただく。

 そしてその疑問を牽引車にして、ひっぱって、ひっぱって、最後まで読んでいただこうというせこい方策でした。

 つまり、インパクトのある前提を最初に持ってきて、結論を先伸ばしにしてしまう。

 何、何?と関心を持ってもらった読者を、興味を維持し続けてもらったまま、本論までどうぞ、どうぞ、狭いところですが、と…。


 ただ、これをビジネス文書や論文でやってしまうとまずいかもしれませぬ。

 これらは、結論から書け!という鉄則がありますからね。

 上司や先生から叱られても、オイラは責任を負いかねますので念のため。


 実はここだけの話、銀行時代、支店長から怒られたことがあるのです。

 報告書を結論から書かず、ハードボイルド小説みたいにリアルな文体で書く。そして結論を先送りにし、興味をあおりつつ、引っ張って引っ張って、続きは次回、と…。

 やっぱり、怒りますよね。

 この忙しいのに、なに考えてんだ!と…。

 でも、そのすぐあと、面白いから早く続きを読ませろ、と言われましたが。


 それはともかく、前回の続きから。

 オイラのブログは、最初の一行は、「こんにちは」か「おはようございます」か「こんばんは」という在り来たりのあいさつが多いです。

 最初はたぶん違ったと思いますが、いつの間にかこのパターンが定着してしまいました。
 
 その代わり、二行目はわりと意表をつくフレーズを書きたいと思っています。

 一行目ではなく、二行目にこだわりたい、と。

 なぜかというと、一行目を普通に入れば、二行目の意表をつく展開がより引き立つのではないかと考えたからなんですね~。

 それは、オイラが学生時代、漫画研究会にも所属していたからかもしれませぬ。

 ギャグ漫画ばかりでしたけど、4コマ漫画も基本を勉強するために何十篇も描きました。

 4コマ漫画のセオリーは、「起承転結」。

 でも、文章の書き出しがそれだと少し冗長なのではないか。

 「起」から「転」へいきなり、行っちゃったほうが、インパクトがあるような気がするのです。

 普通と非凡の対比とでもいいますか。

 山上たつひこの名作「がきデカ」のギャグは、暗記するくらい頭に入れましたが、あの面白さはやはりそれがポイントだったのかも。

 まじめなあべ先生やこまわり君のおとーさんやおかーさんが、コマひとつ後には予想できない災難に見舞われる。

 鮮やかな場面転換。

 ちなみに、オイラの冗談のルーツをたどると、すべて「がきデカ」にたどり着くのかもしれませんね~。

 能書きたれていても仕方ないので、オイラの以前のブログで例を示しますと…。


「 こんにちは。

 脳みそが花粉にまみれ、きなこ餅になったような感じです。

 ところで昨日のこと、オイラが東京都西新橋の路上を歩いていると、ひとりの青年に呼び止められました。

「すいません。○○ビルを探しているんですが、どちらへ行けばいいのでしょうか?」

 その実直そうな青年は、なにかの案内状を手に聞いてきます。約束の時間に間に合わないのか、相当急いでいるというのがその素振りでわかりました。

 ボーッとして歩いていたオイラは、突然、声をかけられ、その状況を認識するのにかなりの時間を要した気がします。

「○○ビルだけではちょっとわかりませんけど」

 先ほど飲んだ花粉症の薬に眠気を感じながら、やっとのことでその言葉を口から発しました。

 まだ頭の回路に電気が流れていないみたい。

   (以下略) 」

 「こんにちは」と一般人として書き始めているのに、いきなり「脳みそが花粉にまみれ、きなこ餅になったような感じ」

 何だ?こいつは?ということでしょうか。

 まじめに挨拶しているのに、やっていることは変なおじさんそのもの、みたいな。

 「がきデカ」のワンシーンをイメージしながら書いているかもしれませんね。

 ただ意図的にやっているのではなく、天然ですので悪しからず。

 自虐趣味なのか、と聞かれれば、ハイそうですと答えざるを得ないのですが…。


 それはともかく、1年以上、ブログを書いていて、オイラが一番気に入っているのは、次の出だしでしょうか。

 良し悪しは別として、オイラの本性を浮き彫りにしているかも。


「 こんにちは。まずはショッキングな画像から…。


200587_

 ( 自宅天井 崩落現場:写真撮影 ビジベン氏 )


 8月7日、午前10時ごろ、江戸荏原村にある江戸町奉行ビジベン越前守の役宅の一階天井部分が突然崩落。はがれた天井板が、当時自宅にいたビジベンさんの頭を直撃いたしました。幸い、本人は学生プロレス出身で頭突きも得意だったということから大事には至らず。江戸町奉行所では、現在、崩落の原因を究明中…。


 もう…、信じられない。

 いきなり頭上から天井板が落ちてきたんですよ。天井板が安物で軽かったからよかったものの、高級品だったら今頃病院にいましたね。

 この前は、パソコンが壊れてデータをなくすし、今日はありえない事件が起きるし、一度お祓いをしてもらったほうがいいかもしれません」

 今読み直すと、もう少し行間にスペースがあったほうが読みやすいかも。

 脳天を強打しているのに、「こんにちは」とノー天気に入っているところが、なかなかシュールですな。

 これも、「起」から、いきなり「転」への落差を狙ったケースと言えると思います。


 ちなみに、今は「ビジベン」ですが、以前は「江戸町奉行」というニックネームでした。

 タイトルが「ビジベンの私の仕事に役立ったビジネス書」なので、当然、「ビジベン」がニックネームになるはずなのに、なぜか当初は「江戸町奉行」。

 ブログを始める前に、楽天のサービスを「江戸町奉行」というニックネームで受けていたからなんですね~。

 でも、「ビジベン」への変更をしたのに、プログラムのミスか全然変わらない。

 じゃ、「江戸町奉行」でも、いいや、と…。

 なんとも、いい加減。

 そしたら、3ヶ月くらい経ってから、頼みもしないのに突然、ニックネームが「ビジベン」に変わっていたのですよ。

 楽天の担当者様が気をきかせてくれたのでしょうか。

 多少、「江戸町奉行」のニックネームにも愛着が湧いてきていたのですが、ま、それでもいいや、と…。

 ブログのタイトルやプロフィールなどは、全然、こだわりがない。


 そんなオイラでも、このブログの最初からこだわりをもって取り組んでいる文章作法があるのですよ。

 一度書き上げてから、もっとも重視して推敲するポイントが…。

 今日のブログも、その点をしっかり注意して手直ししました。

 それは何か。

 ヒントはやはり文章のリズムです。

 答えはまた次々回。

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そんなわけで本日のキーワードは「意表をつく展開」。どんな意表をつく展開が、現実に転がっているのかを探ってみたいと思います。 [続きを読む]

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