千葉・花見川 ウォーキングストーリー
こんにちは。
あたふたしていたら、なんと今年はあと一日もないのですね。
せっかく心を入れ替え、終わりよければすべて良しと、ブログの更新頻度を高めようと思ったのに…。
すでに手遅れ状態。
今年はもうあきらめて、来年からまた頑張ろうと思ったのですが、約1ヶ月前にウォーキングへ行って、ネタにしようと写真を撮ってきた場所があったのを思い出しました。
当時は晩秋だったのですが、今や立派な冬。年を越えると、季節感がますますぐちゃぐちゃになってしまう。
…ということで、師走で皆様忙しいところ誠に恐縮ですが、今年のお散歩ネタの大トリというか、在庫一掃セールというか、行かせていただきまっす。
行ったのは、千葉市の花見川区です。
ウォーキングの専門誌にコースが紹介されていたのですが、知り合いに花見川区に住んでいる人がいて、以前から話は聞いていました。
コースのタイトルを見ると、「千葉の水回廊を巡る道」とある。距離は15キロもあるそうなので、多少気合を入れて行かないといけませんね。
記事と一緒に載っていた写真を見ると、見晴らしのいい河原や神社とかあって、なかなか良い所みたい。
夏のくそ暑いときに、日陰のない河原を歩くのはたまりません。
行くなら、本格的な冬の始まる今がいいのではないか。
しかも、東京はもちろん、神奈川や埼玉にはかなり進出しているのですが、まだ千葉は行ってない場所も多いのです。
ネットの乗り換え案内を調べてみると、乗り継ぎをうまくすればそれほど交通費もかからないみたいだし。
…ということで、12月の初旬、天気はあいにくの曇りでしたが、午後から晴れるということなので行くことにしました。
地下鉄とJRを小刻みに乗り継いで、JR新検見川駅に着いたのが、午前10時半。
空はどんよりと曇っているじゃないですか。
雨の日のウォーキングは悲惨ですからね~。
今でも苦い思い出として残っているのは、山口県の萩、山形県の鶴岡etc…。
鶴岡へ行ったときは、台風のどしゃぶりでした。
しかも水溜りですべって足を捻挫。
痛くて歩けなくなり、名誉ある撤退を余儀なくされたのですが、東京へ戻ろうと思ったらなんと電車が不通。
一瞬、「天は我を見放したか~」と八甲田山の気分になりました。
不幸中の幸いで日本海側の電車は動いていたので、痛む足を引きずりつつ、新潟まわりで東京へ戻ったこともありましたっけ。
当時の暗い思い出が頭をよぎり、雨が降らないことを祈りつつ向かったのは、検見川神社(けみがわじんじゃ)。
なかなか立派な神社で、創建は1200年前、平安時代前期まで遡るのだとか。緑に囲まれた小高い丘の上の豪壮な社殿は、一見の価値ありですね。
オイラが行った日は、中高年のウォーキングサークルの人たちが大勢参拝していました。
オイラも、厳粛な気分で参拝。
…と、そこへ心配した雨がポツリポツリと降ってきたのでした。
やはり、日頃の行いが悪いから、天罰が下ったのかも。折りたたみの傘を差して、石段を下ります。
そこから、いよいよ花見川を目指して歩きはじめたのでした。
浪花橋から花見川の川端に整備されたサイクリングロードを上流に向けて進む。
桜の木がたくさん植えられていて、まさに花見川。
春には、満開の桜の中を歩くことができるのですね。
ところが、寒風吹きすさぶサイクリングロードはほとんど歩いている人はいない。
桜とこの天候の落差に、自虐的気分に陥ったところで、とうとう雨が本降りになってきました。
「今日の午前中は曇りで、晴れるのはお昼過ぎになる見込みです」と笑顔で話していた天気予報のおねーたんを恨みつつ、なんとかしらさぎ公園に到着。
すると近くに花見川区役所が見えたので、緊急避難することにしました。新しくできたピンク色の庁舎がなんとも、花見~というイメージです。
しばらく雨宿りしていたのですが、一向に止む気配がない。
仕方ないので雨の降る中、次の目的地に向かって再び歩きはじめました。
道に迷いつつ、なんとか到着したのが子安神社。
風情のある神社で、古墳や石碑などもあるそうなのですが、お参りだけして先を急ぎます。
子安神社の裏手から清涼寺を過ぎ、畑小学校発祥の地を右に見つつ道なりに進んでゆく。
このあたりは、立派な瓦屋根のお屋敷がたくさんありますね。とくに長林寺の前の長屋門は素晴らしい。
江戸時代は庄屋さんだったのでしょうか。武家屋敷の門と比べても遜色ないですな。
亥鼻橋付近で花見川に合流。再び川端を上流目指して歩きます。
広くて整備されたサイクリングロードを歩いていると、ようやく雨が小降りになってきました。
天戸大橋の下をくぐり抜け、天戸制水門に到着。
ここは、花見川上流部の水位を一定に保つことで、もろい地質を水圧で安定させる役割を担っているとか。
花見川大橋の下を通って、ずんずん進んでゆくと、樹木がだんだん増えて、山の中を歩いているような気分になってきました。
左下をゆっくり流れる川に浚渫船が浮かび、その上に固定されたシャベルカーが川底の土砂をさらっています。
コンクリートで覆われていないので、常に土砂をさらって一定の深さを保っていないと洪水の危険があるからでしょうか。
歩いていると、川原の草を刈る作業員の姿もよく見かけました。
都会の中にあって、風情のある昔ながらの川の景観を維持するためには、いろいろな苦労があるのかも。
そんな柄にもない真面目なことを考えつつ歩いていると、レトロ感漂う石橋が見えてきました。
その頃は、ようやく天気予報通り太陽が顔を出して、川面がキラキラ光り輝きます。
これは花島橋。対岸の花島観音の瓦屋根や山門と古い橋をペアで眺めるとなかなかの景観ですな。
花島観音の境内にある2本のイチョウの大木が立派。
今回のウォーキングコースの目玉は、境内の裏手に広がる花島公園でしょうね。
正直、あまり期待していなかったのですが、渓流水系ゾーンや河川水系ゾーンなどさまざまな景観が楽しめます。
入り口はさほど広くはないけれども、奥行きがすごいんですよ。
左手の崖を登ると芝生の広場、運動場などもありました。晴れて暖かければ、ここで弁当を広げるのもいいですね。
再び花島橋へ引き返し、再び花見川の遊歩道を上流に向けて歩きます。
遊歩道はここから舗装がなくなり、ますます山道のような雰囲気に。
川の周囲も緑にあふれ、政令指定都市の市街を流れる川とはとても思えませぬ。
冬以外に来れば、きっと野鳥のさえずりが聞こえ、昆虫もたくさん見られるのでしょうね。
快適な遊歩道を快調に歩き、やがて弁天橋に到着。橋を渡ると、横戸元池弁天宮が現れます。
と言っても、小さなお宮さんがあるだけでした。注目したのは、境内脇の空き地に屋根付の土俵があること。
最近使われていないらしく、くずれそうな部分もありましたが、無粋な柵がないのはいいですね。
さっそく土俵にあがり、雲竜型の土俵入りを披露しました。
披露といっても、誰も見ている人がいないからやったのですが…。
やはり本式の土俵の上でやるとストレス解消になるかも。
さらに上流目指して歩いてゆくと、やがて周囲に家が見え始めました。前方に京成本線の橋が見えたところで右折し、いったん花見川から離れて住宅地へと向かいます。
成田街道を越え、再び花見川へ戻ると、大和田排水機場にぶつかる。
ここは増水時、水位の低い新川側の水をポンプで強制的に花見川へ流す役目を担うのだとか。
柵に囲まれた大和田排水機場の北側に回りこむと、そこから先は川幅の広い新川。
川の回りも広く開け、都会を流れる広い川へと景観は一変する。
歩行者専用のなかよし橋を渡り、最後の目的地、八千代総合運動公園へ。
かなり暗くなっていましたが、少年サッカーチームの練習が広いグラウンドで行われていました。
公園の先に面白い形をした橋を発見したので行ってみました。
歩行者専用の橋ですが、こちらはつり橋。
橋を渡っていると、元気のいい老人が橋を思いっきり揺らすように渡っていきます。
落ちることはないと思いますが、初心者はちょっとその揺れにビビります。
それにしても、よく揺れるなぁと思ったら、橋の名前が「ゆらゆら橋」というのですね。
橋の中ほどにある展望台から見た眺めは、江戸時代から続く豊かな農村地帯をイメージできました。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
![永嶋 信晴: [世界一やさしい] 脳卒中にならないための本](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41VOxGTARFL._SL75_.jpg)



















最近のコメント