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私が、去年読んで面白かった小説大賞ノミネート作品発表!

 あけましておめでとうございます。

 本年もよろしくお願いいたします。

 さて、今年最初のブログですが、去年の今頃の時期は、「私が、今年読んで面白かった小説ベスト10」のネタを書いたのでした。


 ちなみに去年のベスト10は

 ● この国のかたち 司馬遼太郎著

 ● 空中ブランコ 奥田英朗著

 ● クライマーズハイ 横山秀夫著

 ● 亡国のイージス 福井晴敏著

 ● 真田太平記 池波正太郎著

 ● 世界の中心で、愛をさけぶ 片山 恭一

 ● 歳月(上・下) 司馬遼太郎

 ● 火天の城 山本兼一

 ● ワイルド・ソウル 垣根 涼介

 ● 邂逅の森 熊谷達也

         (順不同)

 …でした。

 ランキングをつけようと思ったのですが、ジャンルが違うし、エンタテイメントか学術的興味か、など視点の置き方によってなかなか順位がつけられない。そこで、アトランダムに10作品を選ばせていただきました~。
  

 ちなみに、おととし読んだ本を調べてみると、全部で62冊。

 去年は、39冊しか読んでおりませぬ。

 もっともおととしは、真田太平記全12巻とこの国のかたち全6巻で荒稼ぎした感はあります。

 本を読む時間が少なくなっているのは、仕事が忙しかったからなのですが、本大好き人間としては素直には喜べない部分もあります。
 
 さて、去年読んだ小説は、以下のとおりです。発売された時期ではありませんので、念のため。


1月
  龍臥亭事件(下)  島田荘司
  真田太平記 11  池波正太郎
  真田太平記 12  池波正太郎
  弥勒  篠田節子


2月
  影武者徳川家康  隆慶一郎
  雨月荘事件  和久峻三
  エトロフ発緊急電  佐々木譲
  絆  小杉健治


3月
  マレー鉄道の謎  有栖川有栖
  終戦のローレライ  福井晴敏


4月
  生きる  乙川優三郎
  山妣  坂東真砂子


5月
  石の中の蜘蛛  浅暮三文
  四日間の奇蹟  浅倉卓弥
  片想い  東野圭吾


6月
  孤島パズル  有栖川有栖
  いま、会いにゆきます  市川拓司
  ネバーランド  恩田睦
  反自殺クラブ  石田衣良


7月
  渇きの町  北方謙三
  背いて故郷  志水辰夫
  胡蝶の夢 (4)  司馬遼太郎


8月
  大誘拐  天藤真
  天山を越えて  胡桃沢耕史
  対岸の彼女  角田光代


9月
  深重の海  津本陽
  天使のナイフ  薬丸岳
  鳥類学者のファンタジア  奥泉光


10月
  古代天皇の秘密  高木彬光
  暗黒館の殺人(上)  綾辻行人
  暗黒館の殺人(下)  綾辻行人


11月
  自家製文章読本  井上ひさし
  真説宮本武蔵  司馬遼太郎
  千曲川のスケッチ  島崎藤村
  ダヴィンチ・コード(上)  ダン・ブラウン
  ダヴィンチ・コード(下)  ダン・ブラウン

12月
  幕末  司馬遼太郎
  傷ついた野獣  伴野朗
  私家版日本語文法 井上ひさし


 
 こうしてあらためて見ると、去年もやはり濫読ですね。

 図書館に推理作家協会賞受賞作の全集が入ったので、それを中心に借りていた時期がありました。

 それから、直木賞や乱歩賞の受賞作も多い。

 ダヴィンチ・コードは、借りられるまで1年も待ったので、完全に旬を過ぎてしまった感も無きにしも非ず。

 ベストセラーになる本の共通点は読みやすいことでしょうか。横文字の登場人物だと、名前がみんな一緒に見えてこんがらがるという宿命の弱点を背負ったオイラでも、すらすら読むことができました。

 それにしても暗号物って、ツボに入ると面白い。暗号が解読されるまで、興味深く読み進めることができますからね。

 これがダヴィンチという世界的にメジャーな人物にまつわる話だというのもベストセラーの大きな要因だと、どこぞの新聞に書いてありました。確かに仰るとおり。

 ビジベン・コードだったら、発売する前から返本、裁断を余儀なくされていたことでしょう。

 キリスト教に基づく歴史的な変遷はとても興味深かったです。世界史は、高校時代の世界史の先生がひどかったので嫌いになってしまったのですが、世界的なミステリーを楽しく読むためにも、しっかり勉強しておいたほうがいいかも。

 ミステリー面での構成は、一応水準に達していると思いました。でも、ここまで大ヒットするような意外な展開があったかどうかと思うのですが…。

 やはり大ヒットの要因は、ダヴィンチ様とキリスト様のおかげかもしれませんね。それに暗号ミステリーをからめた着想の良さに尽きるような気がします。

 ところで日本にも、これと同じくらい面白い暗号ミステリーの傑作はありますよ。

 以前、ブログのネタにしたこともある「猿丸幻視行」。

 日本史の好きなオイラとしては、これ以上面白い暗号ミステリーの傑作にはまだ出会っておりませぬ。

 これはミステリーと呼べるのかどうかわかりませんけど、もう少しアカデミックな形で暗号解読の面白さを味わうなら、「人麻呂の暗号」なぞいかがでしょう。

 こちらは、構成の仕方が秀逸。

 それはともかく、今年も「私が、去年読んで面白かった小説ベスト10」を神をも恐れず書いてみたいと思います。

 去年は読んだ本が少なかったから、ベスト5ですね。

 …と思って、読んだ本のリストを眺めていて、ダントツの1位に輝いた作品があるのでした。

「私が、去年読んで面白かった小説大賞」とも言える作品。

 ちなみに、「ダヴィンチ・コード」ではございませぬ。最初から面白いだろうと思って読んだので、意外性という面で損した側面もありますが。

 この作品は、読む前は全然期待していなかったのです。

 借りるものがなくて仕方なく借りたというか。

 それが完全自己チューランキングトップ1に輝くのだから、児玉清さんもびっくり!

 さて、それはどの作品か。発表はまた次回。

 ところで皆さんは、どの小説を選びますか?

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