自由が丘 ウォーキングストーリー
こんにちは。
月並みな前ふりですが、暑いです。
昨日は一晩中、扇風機をブンブン回して寝ていました。
扇風機の風が顔を直撃するとよくないと聞いていたのでマスクをし、肌が乾燥するといけないのでクリームを顔にペタペタ塗って。
そうまでつらい思いをして、なぜ、エアコンをつけないのかと言われるかもしれませんね。
エアコンをつけたいのは山々ですが、最近掃除をしていないので、スイッチを入れたとたん、埃やダニが噴き出すのではないか、という恐怖が勝っているのでした。
その恐怖のおかげで、今年の夏を乗り越えられるのではないかと考える今日この頃です。
…ということで、またお散歩ネタ。
暑いので、最近は近場を歩き回っています。
オイラのイメージとはかけ離れるかもしれませんが、今回はおしゃれなショッピングスポット、自由が丘。
ウォーキングの出発地は、東急目黒線奥沢駅です。
午前中は、駅前にある奥沢図書館で調べ物をして、午後にプチウォーキングをすることにしました。
奥沢駅から徒歩1~2分のところにあるのが、奥沢神社。
鳥居をくぐって境内に入ろうとすると、巨大な大蛇が鳥居に絡み付いておりました。
もちろん、わらで作られたものだとすぐわかるのですが、それでも巨大な蛇が鳥居にからみつくというシチュエーションはあまり経験が無いので、ギョっとなりますね。
この大蛇。
長さ約10メートル、直径約25センチで、重さが150キロもあるそうな。
誰がこんないたずらをして、参拝客を驚かそうとしとるのじゃ、と思いましたが、近くにある解説板を読むと、歴史と伝統のある蛇らしい。
なんでも、江戸時代中期、ここ奥沢地方に疫病が流行したらしいんですよ。
そのとき、村の名主様の夢枕に八幡大神が現れ、「わらで作った大蛇を村人がかつぎ、村内を巡行させよ」というお告げがあったとか。
さっそく、その通りにしたところ、疫病が治まった。
それ以来ずっと、なんと現代まで、この神社の氏子がわらで大蛇を作って、町内を練り歩くという行事が続いているとのこと。
世田谷区の無形文化財にもなっている由緒正しき、大蛇様だったのですね~。
250年間も、その行事が続いてきたというのもすごいけれど、これだけの期間があれば思考法や価値観も変わりますよね。
それでも、江戸時代の風習が現代まで続いているのはすごいことだと思いました。
この神社はもともと、室町時代に奥沢城主大平出羽守によって勧請されたらしい。
境内はさほど広くはないのですが、大木を中心に深い緑に囲まれ、森閑とした風格を感じます。
奥沢駅から見えるくらい近いのですが、住宅街の中心にあるので、静かな佇まいでした。
しっかりお参りしたあと、奥沢駅方向に戻り、等々力通りを西に向かいます。
東急東横線の踏み切りを越え、しばらく行くと「宮本三郎記念美術館」があります。
ここは、昭和の洋画壇を代表する画家、宮本三郎のアトリエがあった場所。
宮本三郎が亡くなった後、膨大な作品と土地を世田谷区が譲り受け、世田谷美術館の分館として開館したのだそうな。
開館は、平成16年だそうだから、まだできてから3年と少し。
住宅街の真ん中に、コンクリートの斬新なデザインの建物が目を引きました。美術館は、2階建てで、1階が講座室、2階が展示室になっています。
まだ新しい建物だから、床や壁、天井、どれをとってもピカピカでいい雰囲気。
建物のモダンさと、豊かで華麗な色彩の絵画がとてもマッチしていましたね。
でも、オイラは、絵を見るのは好きだけれど、それほど美術に詳しいわけではないっす。
だから、恥ずかしながら宮本三郎という画家の名前は知りませんでした。
なんでも石川県の小松市出身で、上京して画学校に通い、若くして二科展に入選して注目されたのだとか。
晩年は、日本美術家連盟理事長や多摩美術大学教授、金沢美術工芸大学名誉教授にも就任した大家なのですね。
もっとも経歴より、その絵の好き嫌いがオイラにとっては重要なのですが、この絵はわりと好きかも、と感じました。
もともと抽象画より写実画のほうが好きな人間ですが、その中間あたりの表現で、何より色彩が素晴らしい。
行った日は、「光を浴びる女性達」というテーマで絵が展示されていました。
モデルが、高峰秀子や新珠三千代、京マチ子など有名な人だったり、バレリーナや踊り子を独特の色彩表現で写し取ったりしてなかなか面白かったです。
さて、美術館を出て、いよいよ自由が丘の街へ。
自由が丘といえば、いまやお洒落なショップが建ち並ぶ街として泣く子も黙る存在ですね。
ただ、オイラ的には、セレブというよりはもう少し垣根が低いかも、と思うのです。若い普通の女性のグループが多いし、わりと高校生も多く歩いている。
青山や六本木に比べると少し庶民的な部分もあるのではないか、と。
でも、雑誌などのアンケートでは、「住みたい街」として1位に選ばれることもあるほどの人気スポットらしいですね。
実は、自由が丘。
仕事でなんども来ているのですが、その魅力というのがイマイチわからなかったりして。
今日は、その人気の秘訣を探ろうと決意を新たにしたのでした。
ガイドブックを見ると、まず自由が丘の見所のひとつが駅前の女神像だとか。毎年夏には、女神祭りというのが開催されるらしい。
知らなかったっす。
祭りどころか、駅前に女神像があることすら。
自由が丘の魅力は、服飾・雑貨のお洒落な店やレストランが建ち並ぶ洗練された街並みだとおっしゃる方は多いでしょう。
でも、オイラ的には、ハードはもちろんですが、ソフト面も見逃せないのではないか。
たとえば、自由が丘のネーミング。
なんとも、ハイソでお洒落なイメージですよね。
でも、自由が丘と呼ばれるようになる前は、東京府荏原郡衾村字谷畑と言ったらしい。
衾村(ふすまむら)とか、谷畑というネーミングのままだったら、これほどの繁栄はなかったかも。
自由が丘という名前は、ここにある学校がルーツだと知っている人は少ないかもしれませんね。
1927年、この地に手塚岸衛という人が自由ヶ丘学園を開設し、その学園の名前が街の名前になったとのこと。
そういえば、成城学園もそうでしたね。
ただ、今や自由が丘という名前だけ先行して、学園と結び付けてイメージする人はほとんどいないかもしれませんが。
それから、自由が丘をお洒落な街というイメージにしているのは、通りの名前。
カトレア通りにガーベラ通り、それにメイプルストリートですか。
でも、通りの名前に惹かれて訪れても、普通のお洒落目の店が並ぶ通り以外の何者でもないので念のため。
オイラはまず、カトレア通り沿いにあるラ・ヴィータに向かいました。
ここは、ベネチアを模したショッピングタウン。
自由が丘の新しい顔として、雑誌にも紹介されることが多いので知っている人も多いのでは。
オイラも、自由が丘に来たら一度訪ねてみたいと思っておりました。
ちなみに、ラ・ヴィータとはイタリア語で「生命」「人生」の意味だとか。
水路にはゴンドラが浮かび、カラフルな建物とレンガ造りの洋館。そしてグレーの石畳。
運河の水映る町は、まるで絵画のよう。
だけど、思ったより狭いっす。
以前、この前を気づかないで通り過ぎたことがあったのを思い出しました。
だけど、ベンチに腰掛けて、想像力が豊かな人はベネチアに来ている気分を味わえなくはないですな。
行った日は、ゴンドラにシートがかけられていて、ベネチア気分も半分でしたが。
ベネチアのすぐそばに、古都を思わせる茶房があったのはなかなか興味深い眺めでした。
そして、自由が丘にはオイラの若かりし日の思い出が…。
その思い出の地とはこの建物っす。
二階にあるテナントが、フローレスセイ○。
聖○(←伏字になってない?)ちゃんプロデュースのブランドショップなのですね~。
このお店が開店したのは今から19年前。
開店の日に、オイラはお手伝いさせていただいたのですね~♪
そして、お昼は、スタッフのためにお弁当の買出しに行ったのです。
オイラの買ってきたお弁当を聖○ちゃんも召し上がっていただいてうれしかったっす。
単なるパシリですが、何か?
「♪♪♪」の素敵なロゴの入ったトレーナーやハンカチなどのアイテムは今も健在でした。
有名人のブランドショップが一頃流行りましたが、今も変わらず営業を続けているところは少ないかもしれませんね。
聖○ちゃんの息の長い人気に頭が下がる今日この頃でした。
東急東横線と大井町線の線路を二つ越え、最後に向かったのはスイーツフォレスト。
ここは、2003年のオープンしたスイーツの殿堂という噂が。
いわゆるスイーツがテーマのフードテーマパークなのですな。
選りすぐりのお菓子職人の店が8店舗集結。日本を代表するスーパー・パティシエたちが交代で登場するところが売りらしい。
中は、お台場のビーナスフォートを思いっきり小振りにした天井と壁、赤い葉っぱの人工の森がファンタジックなイメージを演出する。
スイーツにはあまり興味のないオイラですが、うれしそうな顔をした若い女性がたくさん訪れておりました。
ちょこっと、学園祭のような雰囲気でしたが。
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