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大倉集古館、泉屋博古館、東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス ウォーキングストーリー

 こんにちは。

 去年の秋から初冬にかけて、ぐるっとパスを使い、都内のミュージアムをさんざ回ったのは記憶に新しいところですね。

 現在はもう回り尽してしまいましたが、パソコンのハードディスクには、未発表の写真がたくさん入っておりまする。

 …ということで、当分の間、お散歩ネタはぐるっとパスの回顧展で行こうか、と…。

 さて、今回、ご紹介するのは、港区や目黒区の美術館。

 都内でも、お洒落と言われている場所ですな。

 虎の門や六本木、恵比寿の周辺は仕事でもよく歩きますが、ほとんど美術館の前は素通り状態。

 大倉集古館は15年ぶり、写真美術館も確か10年前に一度訪れただけだったと思います。

 まずは、虎ノ門にある大倉集古館から訪ねることにしました。

 ここは、東京の老舗ホテル、ホテルオークラと敷地が隣接しているというか、敷地内に美術館があるという感じ。

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 地下鉄の虎ノ門駅から歩いたのですが、道の至るところに警官が立っていました。

 近くにアメリカ大使館があり、要人が来日しているのでしょうか。

 挙動不審な人間とは思われなかったのか、おかげさまで一度も職務質問されることなく大倉集古館に到着。

 前に来たときも思ったのですが、この建物は独特ですな。

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 竜宮城みたいと言いますか。

 なんでも、大正時代に作られた初代の建物が関東大震災に遭い、建物と陳列中の所蔵品が失われてしまったとか。

 それで、このようないかにも頑丈そうに見える耐震耐火の陳列館を作ったわけですね。

 中は写真を撮れなくて残念でしたが、外観と同じように重厚な作りです。

 行った日は、日本画の巨匠、富岡鉄斎展が開かれていました。

 日本画というと、花鳥風月を写実的に繊細なタッチで描いた作品をイメージしてしまいますが、鉄斎の作品はかなり自由奔放な筆遣い。

 この展覧会のキャッチフレーズに、「躍動する形と色」とありましたから、その辺りが売りなのか、と…。

 こんなこと書いたら怒られるかもしれませんが、素人から見るとかなりアバウトに描いたと思える作品もありました。

 でも、見ているうちに力がみなぎってくるパワーを感じましたね。

 重要文化財になっているような古の繊細な水墨画もいいですが、部屋に飾るとしたらちょっと緊張感がみなぎりすぎて疲れそう。

 こんな味のある作品だといつまでも飽きずに眺めていられそうだと思いました。

 ほかにも、この美術館の至宝である象の上に乗ってお祈りをしている普賢菩薩の像もありました。

 こちらは平安時代の作で、国宝なのですね。

 この仏様はホントにやさしいいいお顔をされていると感じました。

 大倉集古館を出て、次に向かったのは、泉屋博古館。

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 歩いて数分の距離です。大使館が並ぶ道を歩いていたら、パトカーに先導された外車が十台ほど通りました。

 通りの両側は警官が並び物々しい雰囲気。

 先導するパトカーに乗る警官たちの緊張感と後ろの車に乗る外人さんたちが私服でくつろいで乗っている姿が対照的でしたね。

 それはともかく、泉屋博古館。ここはあまり聞いたことのない美術館だなと思ったら、最近できたみたい。

 と言っても2002年に作られたらしいのですが、分館なのだとか。

 本館は京都にあって、住友財閥住友家の美術コレクションを保存展示しているそうな。

 住友家と聞いて、恐れ入りましたと背筋が伸びる平民のオイラなのでした。

 行った日は、児玉希望という日本画家の企画展が開かれていました。

 とこかで聞いたことのある人だなと思ったのですが、先日、山種美術館で見た川合玉堂のお弟子さんだとか。

 そういえば、山種美術館にも、児玉希望の作品が展示してありました。

 いろいろな美術館を巡っているうちに、ジグソーパズルのピースが一つひとつはめられてゆくような感覚です。

 日本画家でありながら油絵や水彩画も描いた人らしいですが、やはり本職の日本画が素晴らしい。

 若い頃に描いた、見上げるような滝の絵や雨が上がったあとのみずみずしい緑の山の風景の絵は、家に飾ったら毎日さわやかな気分でいられそう。

 もっとも飾る場所がどこを探してもありませんが。

 海辺のおびただしい数の貝を描いた作品もありましたが、小さな貝のどれをとっても図鑑の絵のように繊細に描かれていました。

 また児玉希望は、60歳ごろの1年間、パリやヴェネチア、ミラノに滞在して写生を行ったそうな。

 モンブランを水墨画で描いた作品は、とても印象的でしたね。

 そして六本木から地下鉄に乗って恵比寿ガーデンプレイスへ。

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 ここにあるのが、東京都写真美術館。
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 当日は、「昭和 写真の1945-1985」展が開催されていました。

 展示会場までエレベーターに乗ったんですよ。

 先客が数人いたのですが、中の一人がなんとアラーキーでした。

 アラーキーとはご存知、有名な写真家の荒木 経惟(あらき のぶよし)。

 いつもテレビで見る絶好調の口の回り方で喋っていました。口調より、あまりにも血色がいいのでそちらのほうが印象に残っています。

 写真展の審査会があったみたいですけど、その前に一杯ひっかけていたのではないかという疑念が。


 それはともかく、昭和の写真はなかなか興味深かったです。

 中でも印象に残っているのは、港北ニュータウンなどの開発中の景観。

 今は、未来都市みたいになっていますが、バブルがはじける前、昭和終わりごろは、丘陵の木々が全部倒され、禿山の連なりのようになっていました。

 ここが、あんなニュータウンに変貌したなんて夢のよう。

 白黒写真ばかりだったので、オイラの知っている昭和はノスタルジックになりすぎて物悲しくなっていたのも気になりましたね。

 写真美術館を出て、まだ時間が早かったので、まわりにある恵比寿ガーデンプレイスを歩いてみました。

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 この広大な敷地は、かつてサッポロビールの恵比寿工場だった場所。

 そこで、今をときめくエビスビールを作っていたのですね~。

 しかも、恵比寿駅の近くの工場で作られたビールだからエビスビールなのではなく、エビスビールを作っていた工場の輸送用の駅として作られたから恵比寿駅という名前がつけられたのだとか。

 エビスビールは、山手線の駅名や地名にもなった由緒あるビールなのですね。

 その恵比寿工場も、近郊の都市化によって昭和63年に閉鎖。

 銀行に勤めていた頃、毎日通勤電車から赤レンガの古い工場の建物や何本も建つ巨大な煙突を眺めていました。

 昭和50年代の終わりでしたから、現役バリバリの工場として稼動していた勇姿が忘れられません。

 その後、敷地内の建物の一部と、敷地内で使用していた線路に設置したブルートレインの客車や食堂車を利用したビアガーデンやレストラン「ビヤステーション恵比寿」ができて大きな話題になりました。

 友人たちと一緒に訪れたことがあるのですが、すごい人混みで中に入れなかったことを覚えています。

 そんな昔のことを考えつつ歩いていると、広場の中心に巨大なシャンデリアが、やさしく柔らかな光を届けていました。

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 これは、バカラ製のシャンデリアで、世界最大級の大きさらしい。

 クリスマスの時期は、このシャンデリアとクリスマスツリーを中心に、5万個のイルミネーションが東京の冬の風物詩にもなっていますね。

 恵比寿ガーデンプレイスにはいろいろな見所がありますが、ビール工場の跡地だったこともあって、恵比寿麦酒記念館ははずせませぬ。

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 ここは、読んで字のごとく、百年余にわたるサッポロビール恵比寿工場を記念するとともに、ビール文化を伝える場所。

 入場無料というのもうれしい。

 明治初期から始まった日本のビールの歴史を、恵比寿工場との関わりの中で紹介していました。

 当時の資料や写真はもちろん、オイラにとっても懐かしい恵比寿工場の模型が。

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 下から見ると、まさに昔電車の中から見た風景がそこにありました。

 ほかにも、サッポロビールの新製品や、各種生ビール、限定醸造ビールなどを最高の状態で試飲できるコーナーもありましたね~。

 4種類のビールを飲みくらべできる「飲みくらべセット」なんかもあったりして、多くの人たちが飲み比べにチャレンジしていましたよ。

 ホールではピアノの小コンサートが。

 クラシックを聞きながらのビールも悪くないかも。

 ガーデンプレイスのギガントな夜景

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 ギザカワユス

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発表! 私が、去年読んで面白かった小説大賞 2007年上半期

 こんばんは。

 今日はいよいよ、「輝く!私が、去年読んで面白かった小説大賞」のネタです。

 去年も年初に同じネタをやったのですが、ずっと引っ張り続け、結局発表が一月の下旬にずれ込んでしまったのでした。

 発表したときは、今更、という空気が流れていたような気が…。

 今年は、そんな愚を犯してはなりませぬ。

 人は経験によって成長しないといけませんからね。

 …ということで、今日はベスト5から一気に大賞受賞作までの発表をいたしまする。

 ちなみにオイラが今年の上半期に読んだ候補作をもう一度あげますと、以下のとおりです。


1月

 学生街の殺人 東野圭吾
 司馬遼太郎が考えたこと 1 司馬遼太郎
 逃げ水 (上) 子母沢寛
 逃げ水 (下) 子母沢寛 
 城の作り方辞典 三浦正年

2月

 壁・旅芝居殺人事件 皆川博子
 司馬遼太郎が考えたこと 2 司馬遼太郎
 沈黙の教室 折原一

3月

 秘剣・雪割り 佐伯泰英
 ホック氏の異郷の冒険 加納一朗
 覇王の家 (上) 司馬遼太郎
 覇王の家 (下) 司馬遼太郎

4月

 陰魔羅鬼の瑕 (上) 京極夏彦
 陰魔羅鬼の瑕 (中) 京極夏彦
 陰魔羅鬼の瑕 (下) 京極夏彦
 花まんま 朱川湊人
 新史太閤記 (上) 司馬遼太郎

5月

 新史太閤記 (下) 司馬遼太郎
 灰色のピーターパン 石田衣良
 司馬遼太郎が考えたこと 3 司馬遼太郎
 顔 松本清張

6月

 電車男 中野独人
 県庁の星 桂望美
 新宿鮫 灰夜 大沢在昌
 TUGUMI 吉本ばなな
 今夜宇宙の片隅で 三谷幸喜
 司馬遼太郎が考えたこと 4 司馬遼太郎
 司馬遼太郎と城を歩く
 上高地の切り裂きジャック 島田荘司



 この中から、今年の上半期読んだ中で一番面白かった一冊を選ぶのですか。

 毎年思うのですが、それぞれ評判になった本ばかりですから難しいっす。

 しかし、清水の舞台から飛び降りる気持ちになって、ビジベンが完全自己チューで選ぶ「私が、去年読んで面白かった小説大賞2007 上半期」は以下のように決定しましたぁぁぁぁぁぁぁ~。

 毎年、ブックレビューを長々と書いているのですが、年間ベスト5もあるし、今回はさらっと書きたいと思います。


 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ… ( ← ドラムの音?)

 
 ちなみに第五位は二作入りました。

第五位
 アキハバラ@DEEP 石田衣良


 石田衣良の作品は、池袋ウエストゲートパークシリーズを始めとして、読みやすくて好きなのですが、この作品も期待にたがわぬ面白さでした。ヲタクたちがオリジナル商品を開発してベンチャー企業を立ち上げ、それを乗っ取ろうとするどこかで見たような巨大企業の創業者とバトルを繰り広げるありがちなお話。

 でも、ヲタクの人物描写のディティールを見事に書き分ける筆力は相変わらず魅力がありますね。


 扉は閉ざされたまま 石持浅海

 「このミステリーがすごい」の2位に入ったということで読んだ作品。ランキングに注目していると、こんな興味深い作品と出会えるのですね。いわゆる「刑事コロンボ」みたいな犯人がわかっている倒叙推理小説。犯人が頭を絞って作り上げた完全犯罪を一見普通の若い女性が論理的に追い詰めてゆく頭脳戦が楽しめます。

 この本を契機に、この作者の作品を続けて2冊読みましたが、この作品が一番傑作みたい。


第四位

 上高地の切り裂きジャック 島田荘司


 島田荘司といえば、「占星術殺人事件」以来、独創的なトリックと奇想天外な場面設定で知られる本格推理作家ですね。ただ、あまりにそれらを追い続けるあまり、トリックがご都合主義的だなんて、批評家から言われたりする。でも、オイラはエンタテイメントとして、これほど面白い一応本格推理を書く作家は知りませぬ。よくこんな奇抜なトリックを思いつくなと、いつも思ってしまいます。

 この本は中篇集なので表題作のほか、中編2作があるのですが、とくに「山手の幽霊」はあまりにも奇抜なトリックとシチュエーションに驚きます。でもなぜか、納得させられてしまうところはさすが。


第三位

 花まんま 朱川湊人


 この本も、直木賞受賞作品ということで読んだ作品。短編集なのですが、昭和の時代の子供の目を通して、不思議な出来事が淡々と語られていくのはどの作品も共通していますね。高橋克彦や誰だか忘れましたが、子供時代の事件をノスタルジックに描写した直木賞受賞作がほかにもありましたね。

 ホラーをベースにした高橋克彦の作品のほうがインパクトはありましたが、やはり「昭和」「子供」「ノスタルジー」というアイテムは直木賞の選考委員には受けがいいのか、と…。
 でも、一作ならともかく、これだけレベルの高い作品を揃えられるのはかなりの技量だとお見受けしました。



第二位

 新史太閤記 司馬遼太郎


 司馬遼太郎のファンなのに、今までこんなメジャーな作品を読んでいなかったのは、今更「太閤記」なんて、と思っていたからかもしれませぬ。オイラが太閤記を最初に読んだのは、確か小学校4年生。柴田錬三郎が子供向きに書いた「豊臣秀吉」でした。これまで、どんだけ~豊臣秀吉について書かれた小説を読んだかわからないぐらい。

 でも、さすがは司馬遼太郎ですね。これだけアカデミックで論理的に秀吉をとらえた小説はありませぬ。
 まず尾張人と三河人の気質の違い。どうして尾張人が商人的な性格を持ちえたかという点をじっくりと説明してくれます。そこから秀吉は、いかに商人的な感覚で天下取りをして行ったかという過程が論理的に展開されるのですね。説得力あるし、なるへそ~と目からウロコをボトボト落としながら読みましたね。

 それに対して、三河人は極端な農民型の発想っすか。司馬遼太郎の秀吉ひいき、家康嫌いはよく知っているのですが、オイラのDNAはどっぷり三河人。
 ごもっとも、と言いつつも複雑な心境になる今日この頃でした。



 そして、並み居る強豪を抑えて、グランプリに輝いたのは…


 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ… ( ← ドラムの音?)















 世界一やさしい脳卒中にならないための本 ビジベン

97847797008351

 あれっ? おかしいぞ。どっかで見たような画像がいきなり出てしまい…。

 パソコンが壊れたのかしらん。


 ずっこけて、パソコンの角に頭をぶつけた方もいらっしゃるかもしませんね。

 申し訳ございません。

 個人的な趣味で、一度やってみたかっただけです。

 新年早々、悪い冗談につきあわせてしまいました。

 それでは、今度こそ。

 一流作家の書いた有名な作品にオイラが優劣をつけるなんて、そんなことして果たしていいのだろうかと思いつつ、どーせオイラは素人だし、法律に違反するわけでもないから、そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ、はーい、おっぱっぴーという不遜な気持ちと清水の舞台から飛び降りた気分になって、ビジベンが選ぶ「私が、去年読んで面白かった小説大賞2007年 上半期」は…

 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ… ( ← 再びドラムの音?)

「電車男」 中野独人さんに決定いたしましたぁぁぁぁぁぁぁぁ~


えええ~? 電車男が1位?

 また、大穴狙いっすか?と言われそう。

 確かに仰るとおりですが、でも個人的に去年の上半期に読んだ本の中では一番面白かったです。

 図書館でベストセラーになった本ということで、特別なコーナーができていたんですよ。一応、売れた本には目を通すことにしているので、多少抵抗はあったのですが借りて読んでみることにしました。

 そしたら読み始めて、5分ではまってしまいましたね。

 ご存知のように、2ちゃんねるの書き込みからの引用という形態。一般的に小説は作者の頭の中から生まれるフィクションの世界なのですが、どうしても作者の意図がところどころ垣間見えてしまう。

 もちろん編集の段階で手が入っているのでしょうけど、いろんな人が勝手に書き込んでいながら、見事にひとつのラブストーリーとなっているところに驚きました。

 しかも、実際の小説より臨場感たっぷり。作者の意図みたいな部分がないからでしょうか。

 キターとか、戦場の場面と勘違いしているような独特の書き込みも、新鮮で面白い。世の中、殺伐としているシーンが多いけれど、人の幸せを心の底から喜んで祝福できる人がこんなに多いのか、ということがわかっただけでもジーンときてしまいますた。

 「2ch文学の誕生」なんて誰か書いていたのを思い出しますが、まったく新しい表現形態が生まれたことが画期的なのかも。

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新春! 与野七福神めぐり ウォーキングストーリー

 遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

 昨年は出版のときとか、大変お世話になり、どうもありがとうございました。

 本年もよろしくお願い申し上げます。

 ところで、年末の「紅白」に萌え~♪

 日頃、あまりテレビを見ないオイラにとって、「紅白」はその年の歌謡界を知る貴重な情報源。

 ネットで名前は知っていても、はじめて見る歌手も結構ありました。

 なのに、「Berryz 工房」が映ったとき、メンバーの顔を見て、すぐ何人かの名前が頭に浮かんだのです。

 どこで覚えたんだろうと、人間の脳の不思議さを垣間見る思いでした。

 「おしりかじり虫」もよかったけれど、やっぱし、AKB48とリア・ディゾンと中川翔子のコラボには萌えましたよ。

 その豪華メンバーで唄った「なんてたってアイドル」は泣けました。

 演出家は、絶対、オヤジを意識していたはず。

 第一部の視聴率は前年よりアップしたものの、第二部はワースト2になるくらい苦戦したというのも頷けました。

 オイラは第二部の時間帯、民放を見たり、読書したりしていましたからね。

 同じ行動をとったオヤジは決して少なくないのでは。

 英会話やハングルの取得はあきらめモードに入っているので、今年は是非、「しょこたん語」をマスターしようと思いました。

 ゆうこりんの「こりん語」より、ボキャブラリーが豊富で、活用の変化もバラエティーに富んでいるみたいですが、頑張ります。

  ギザモユルス 勉強しまりんぐ
 

 さて、今日は昨年の続きの「 輝く!私が、今年読んで面白かった小説大賞」のランキング発表の記事を書こうと思ったのですが、 今年最初のブログですし、まずは縁起ものから行こうか、と…。 

 今年最初のネタは、お散歩と開運祈願が同時に満喫できる「七福神めぐり」です。

 まだ初詣に行かれてない方や七福神めぐりをしたことがない方は、日記の写真で初詣気分を味わっていただければ幸いです。

 できればついでに、お参りも。

 神社本庁から、ネット上には神様は存在しないという通達がまわったそうですが、こればっかりはやってみなければわかりませぬ。

 IT講習を受けられた神様もいらっしゃるかもしれませんし。

 あれっなんか、去年も同じフレーズを書いたような。

 それはともかく、去年は、埼玉県の隣にある東久留米へ行って、七福神めぐりをしたのでした。

 そのとき、いろいろお願いしたのですが、お参りのご利益があったのか、そのいくつか夢がかなったんですよ。

 七人の神様にお願いするのですから、一か所お参りするよりパワーが七倍になるのかも。

 ご利益のシナジー効果でしょうか。

 …ということで、今年も二匹目のどじょうを狙って、七福神めぐりを企てたのでした。

 さて、オイラが出かけたのは、埼玉県のさいたま市です。

 おととしJRの駅で、「新春与野七福神めぐり」のパンフレットをもらってからずっと気になっていたのですね~。

 正月の恒例行事として、「七つの難を取り除き、七つの福を与えてくれる」という与野七福神仮装行列も行われるのだとか。

 合併前の与野市時代から正月の一大イベントになっているみたい。

 これは、ご利益の効果が期待できそう。
 大いなる野望を抱きつつ、1月2日の午前、オイラはJR埼京線の与野本町駅に降り立ちました。

 仮装行列のパレードは、3日に行われたそうなので、多少フライング気味でしたが、ご利益には影響はないでしょう。
 
 さて、与野は昔、鎌倉街道に沿って発達した古い町並みが残る街。

 当然、由緒正しき神社仏閣が多数あるわけですな。

 まず向かったのは、駅から20分ほどのところにある二度栗山弘法尊院。

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 二度栗山とは珍しい名前ですが、昔、一年に二度、栗の実を結ばせた山があったという伝説から名づけられたとか。

 現在、境内は改築中で、仏様がプレハブの中におられるのでした。

 ここは弁財天なのですね。学問・芸術・財運にご利益があるらしいです。

 お参りのあと、鴻沼川を渡り、埼京線と新幹線の高架をくぐって鈴谷大堂に向かいました。

 入口にある六地蔵は1667年の造立とか。こちらは、なんと毘沙門天。知恵と勇気の守り神なのですな。

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 毘沙門天といえば、上杉謙信。上杉謙信といえば、gackt?

 大河ドラマの「風林火山」で、そして紅白でも、上杉謙信が乗り移ったような鬼気迫る表情を見せてくれましたね。

 正直、大河が始まる前は、キャスティングに若干不満がありましたが、あそこまで本人が思い込んでしまうと、何も言えませぬ。

 ホントは、法師姿で武田信玄の本陣へ突っ込んで欲しかったのですが、あの恐ろしい顔を見たら、やっぱり何も言えませぬ。

 よく武田信玄が逃げなかったと、拍手を送りたい気持ちになりました。

 鈴谷大堂から歩いてゆくと、左手に立派な建築物があります。

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 何となく、シェークスピアの戯曲をイメージしてしまう中世の建物風外観だと思ったら、「彩の国 さいたま芸術劇場」なのだとか。

 「リア王」や「オセロ」などシェークスピア劇もよく上演しているらしい。

 演劇について詳しくないオイラは、「彩の国」の彩って、彩ちゃんと同じ字なのか、と思っただけでしたが…。

 それはともかく、そのすぐ近くにあるのが、円福寺。

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 なかなか大きなお寺で、室町時代から続く古刹だとか。ここは、布袋尊。未来予知ができる福徳の神だそうな。

 庚申堂の交差点に出て、ここから旧鎌倉街道である本町通りを北上します。

 しばらく行くと、円乗院という立派なお寺がありました。山門の右には、高さ30メートルもある多宝塔。

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 鎌倉幕府の武将である畠山重忠が創建したという名刹らしい。

 こちらにおわすのが、大黒天。蓄財の神として有名ですね。

 ほかにも、由緒あるお地蔵様など見所の多いお寺でした。

 そして、円乗院の裏手にある与野公園の中にあるのが、天祖神社。

 ここは、寿老神ですか。なんでも、千五百歳の長寿を全うした長寿の神らしい。

 千五百年前というと、我が国では古墳時代。聖徳太子が生まれる前からいらっしゃるのですね。

 パンフレットには、「寿老神」とあるのですが、「寿老人」とどう違うのだろうと思いましたが…。

 境内の屋台で、寿老人みたいな長寿のおばあさんから甘酒を買いました。

 千五百年も生きなくていいから、健康でいたいと願いをこめて。

 それはともかく、飲み終わったカップを捨てようと思ったら、与野公園のゴミ箱を占拠するにゃんこに遭遇。

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 犬に吠えられても、人間からちょっかいを出されても、ゴミ箱からどきませぬ。

 悠然と惰眠をむさぼるあたり、ただのにゃんこには見えませんでした。

 もしかして、七福神の化身だったりして。

 本町通りに戻り、しばらく行くと一山神社。

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 それほど広くはありませんが、大木が参道の両側に並んで荘厳な雰囲気の神社ですね。

 こちらは、恵比須神で、商売繁盛の神。

 さあ、いよいよ七福神めぐりもあとひとつ。

 最後は、一山神社から徒歩五分ほどの上町氷川神社。

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 けやきの大木があり、境内は、鳥居から拝殿、本殿へと北に向かって扇子を開いたような末広がりです。

 「扇の宮」とも呼ばれているそうな。

 福禄寿で、その名の通り、幸福と高給と長寿の神なのですね。


 やった~、これにて、2008年七福神めぐりプロジェクト完了いたしました~♪

 アップダウンもないし、コンビニや自販機もあるし、なかなか快適なウォーキングコースでもありました。

 近くにあるイオンのショッピングセンターはギザ広さですね。

 玄関ホールでは、子供たちの書初め大会が行われていました。

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 この周辺は、昭和の古い町並みの中に、平成の未来空間がワープしてきたような感じ。

 そして帰りは、もっと驚く風景が…。

 なんじゃ、このデカイ建物は、と思ったら、さいたまスーパーアリーナですか。

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 超巨大なバリカンみたい。

 大きすぎて写真に収まりませぬ。

 さいたま新都市の未来都市のような景観を見て、「おそるべし、さいたま」と度肝を抜かれた正月でした。

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