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品川ウォーキングストーリー(品川インターシティ、天王洲アイル、東京海洋大学編)

 こんにちは。

 お盆休み、皆さまはいかがお過ごしでしたか?

 オイラはこの炎天下、相も変わらず、体力の限界まで歩き続けておりました。先日なんか、家に戻ると黒のポロシャツが汗の塩で白くまだら模様に…。

 北島康介選手の活躍に影響されて、ロンドン五輪を目指しているわけではないですよ。

 毎年、一番過酷な環境になると、外を3万歩以上歩きたくなるといいますか…。

 自虐趣味と言われれば返す言葉はありませんが、これを乗り越えると後が楽。

 少々暑くてもクーラーなしで眠れるし、炎天下歩いても、それほどダメージは受けない。

 でも、こんな夏の過ごし方をしていら、将来行き倒れになってやばいかも、と考える今日この頃です。


 それはともかく、今日のお散歩ネタは、オイラの家から近くて遠い場所、品川っす。

 お盆休みより、かなり前に行った場所ですので念のため。

 地図上の直線距離はわりと近めなのですが、電車に乗ると乗換えなどで、ぐるっと大回りして20分くらいかかる。

 20分なんて近いじゃん、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、品川から東海道線や京浜急行の快特に乗れば横浜まで17分ですよ。

 同じ城南地区なのに、時間的には神奈川県のほうが近いのですな。

 品川に住んでいるといっても、渋谷や新宿へ行くほうが多かったりして…。

 でも、新幹線の駅もできてから急速に発展しつつあるという噂を耳にしました。

そこで久しぶりに、品川駅周辺を訪ねてみようか、と…。

 新幹線品川駅開業は2003年10月で、5年近く前なのですが。

 ところで品川というと、オイラの中では二つの顔がありまする。

 まずは、品川インターシティや天王洲アイルの高層建築に代表される未来都市のような景観。

 そしてご存知、旧東海道最初の宿場町品川宿の歴史的な景観。

 平成と江戸時代の景観の違いがこんなに感じられる場所はあまりないかも。一日で時代を遡れるのが品川ウォーキングの魅力ではないかと感じました。

 …ということで、まずは平成の品川から歩いてみることに。


 品川駅には、高輪口と港南口という二つの出口があります。高輪口にはプリンスホテルやパシフィックホテル、京急ウィングなどがあって昔から活況を呈しておりますな。

 それに対して港南口は、駅前に商店はあったものの、かつては倉庫街への入り口みたいな印象でした。

 それが最近では変貌を遂げて未来都市のような景観に変わりつつあるとか。

 その中心となるのが、品川インターシティ。

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 レストランや専門店、コンビニエンスストアはもちろん、クリニック、郵便局、多目的ホールやギャラリーなどの幅広い施設で構成されているらしい。

 駅から屋根付の連絡橋、レインボーロードで緑豊かなオープンスペースを眺めながら行けるのも魅力ですね。

 インターシティへ来たのは確か三度目ですけど、まわりの景観が様変わりしておりました。

 インターシティに隣接して、品川グランドコモンズという高層ビルが建ち、その間に広々とした緑の空間が…。

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 テラスから眺めると、深い森から高層ビルがにょっきり建っているみたい。

 下へ降りてみると、木々の間にベンチが置かれていて、仕事に疲れた頭をクールダウンするにはもってこいの雰囲気。

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 オープンテラスの喫茶店で、ゆっくり休んで行きたいところですが、今日は見所満載で強行軍となりそうなので、そのまま前進します。

 旧海岸通りを越え、御楯橋をわたると、橋のたもとにあるのが港南公園。川に見えますが、運河なのですか。

Ts363428

 川岸には高浜運河遊歩道が続いておりました。遊歩道をどこまでも歩いてゆきたい衝動にかられましたが、その前に行くべき場所があったのでした。

 それは東京海洋大学のキャンパス。

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 旧東京水産大学で、恐れ賢くも国立大学っすよ。

 最近は、国立大学法人というらしいですが、その違いがわかりませぬ。

 江東区にキャンバスのある東京商船大学と合併して、東京海洋大学に生まれ変わったのですね~。

 実は、10年ほど前、東京水産大学時代に訪れて印象に残っている場所があるのでした。

 それは、キャンパスの中にある「水産資料館」。

 あるガイドブックに、無料で見学できると書いてあったのですが、行ったら誰も受付にいない。

 受付のノートに名前を書いて2階に上がったのですが、電気が消えていて真っ暗。

 仕方ないので、自分でスイッチを探して電気をつけたとたん、

 ひぃぃぃぃぃぃぃぃ~と叫びそうになりました。

 目の前に、イグアナや鮫の剥製がいきなり現れたのです。

 シーンと静まり返った、だだっ広い展示室にオイラ一人。

 海鳥や巨大なカニが今にも動きそうで、背筋が寒くなりましたね。

 真夜中に学校の理科室を訪れて、懐中電灯で人体標本を照らしたような感覚でしょうか。

 お化け屋敷感覚をもう一度体験してみようと訪れることにしたのです。

 水産資料館の前にあるのが、「鯨ギャラリー」。

 セミクジラの全身骨格が展示してあるのですね。

 前回来たときもありましたが、倉庫の中に保管してあるといった感じでした。

 それが「ギャラリー」に改修されてからは、博物館みたいに上からも眺められるテラスが設置してあります。

 それにしてもさすがに鯨は大きいですな。同じ地球上に暮らす生き物だとは思えませぬ。

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 写真を撮っても、全身が収まらないっす。

 体長は約17メートル。完全な骨格標本としては、世界最大級らしい。

 この大きさなら、ピノキオを作ったおじいさんでも腹の中で暮らせるかも。

 面白い頭蓋骨の形だと思いましたけど、興味深かったのはちゃんと骨盤があること。

 もちろん退化して骨盤骨の痕跡になっているのですが、それでもカバンくらいの大きさがある。

 やっぱし、オイラと同じ哺乳類なのですな、鯨は。

 鯨の骨の大きさを堪能したあとはいよいよ水産資料館へ。

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 今回は、ちゃんと受付に係の人がいました。そしたらなんと、マンツーマンで館内を解説していただけるのだとか。

 さすが国立大学法人だと感動しましたね。

 一階は、水産講習所から東京水産大学、そして現在の東京海洋大学の実習で使っている練習船の模型が展示してありました。

 そして2階へ。

 前回来たときよりかなり整備されていて、お化け屋敷的な魅力は薄れた反面、博物学的な見所はいろいろありました。

 ガラパゴスの生き物の標本は、現在では作れない貴重なもの。

 昭和30年代の調査だから可能だったみたい。

 それから、鯨の胎児の標本も当時だからできたのでしょうね。胎児はやはり哺乳類だと実感できました。

 世界中の貝の標本は、好きな人なら一日いても飽きないくらいの量。

 オイラは、アワビの真珠のミステリアスな輝きに魅了されました。

 昔、捕鯨の実習で利用した銛も展示してありましたが、かなり重そう。

 これを鯨めがけて投げたのですか。

 かなりの体力が必要みたいで、当時は理系というより体育会系の学校だったのかなと思いました。

 あと定置網やさまざまな漁具など漁業部門の展示も興味深かったです。知らないことばかりでまさに目からウロコ状態っす。

 30分の予定が、1時間も解説を聞くことができ、しかも無料。

 知る人ぞ知る博物館ですが、お得感満載ですよ。

 興味ある方はこちらをご覧ください。

 一生懸命開設してくれた係員の人にお礼を言って資料館を出ました。そして広いキャンパスをぶらぶら。

 するとキャンバスの一角に、古い船を見つけました。

 おお、これはさきほど説明のあった「雲鷹丸」っすか。

Ts363440

 明治から昭和の初期にかけて、水産講習所の研究練習船として活躍したのですな。

 長さ約41メートル、幅の約8.5メートル。444トンなのですか。

 主にカムチャッカ漁場の開拓と蟹工船事業の開発に活躍したそうな。

 蟹工船と聞いて、ベストセラーになっている小林多喜二の「蟹工船」をイメージしました。

 さきほどの解説で、この船の中でカニの缶詰作業も行っていたという話を思い出しました。

 これが蟹工船なのですか。

 真っ白いペンキが塗られているので、労働作業の過酷さよりもお洒落なクルーズ航海というイメージですが。

 もっとも練習船なので、過酷な労働環境ではなかったのでした。

 キャンパスを歩いていると、水産大学時代より女子学生が多くなっていることに気づきました。

 なんでも、東京海洋大学へネーミングが変わってから、女子学生が増えたらしい。

 やはり「水産」より「海洋」のほうがお洒落で明るいイメージはありますね。

 また今度訪れるときは、どんなふうに変わっているのだろうと思いつつ、東京海洋大学をあとにしました。

 再び港南公園に戻り、運河沿いの遊歩道を歩きます。

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 倉庫を改造したオープンテラスのレストラン、レトロな鉄橋も高層ビルに囲まれると逆にハイカラに見えたりします。

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 そして次の目的に、天王洲アイルに到着。

 東京海洋大学で長居したので、空腹感が絶頂に。

 多目的スペースの「シーフォートスクウェア」の文字が、目がかすんで「シーフードスクウェア」に見えました。

 パンとコーヒーで簡単に昼食をすませ、ほっと一息。

 天王洲アイルの京浜運河沿いには、ボードウォークが作られ、水辺の景観が楽しめます。

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 ここから江戸時代の品川宿を目指すのですが、長くなりましたのでまた次回。

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