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「大富豪」と企業経営の深い関係?

 こんにちは。

 新年ということで、久々のビジネスネタなぞやってみようか、と…。

 調べてみたら、ビジネスネタは3年以上も書いていないっす。

 オイラのブログのタイトルは「私の仕事に役立ったビジネス書」ですけど、延々と関係のないネタを書き続けているのでした。

 元はと言えば、今までオイラが読んだ一千冊のビジネス書の中で、実際の仕事に役立った事柄をお送りしようと思ったのが、ブログを始めたきっかけ。

 最初はその方針通り真面目に書いていたのですが…。

 でも、最近よく考えてみると、今まで読んだビジネス書より現在の自分の仕事に役立っているものがあるような気がしているんですよ。

 どぶの中を這いずりまわって、しぶとく生きてゆくコツといいますか。

 好況のときはあまり、気にしていなかったのですけど、不況になるとあきらかにそこから得た教訓が生きているな、と思えるのです。

 それは、高校から大学時代にかけて盛んにやった「大富豪」。

 ずっと前にも、「大富豪」をテーマにした記事を書いたこともありましたね。

 ちなみに「大富豪」とは、トランプのゲームのひとつ。

 カードをプレイヤーにすべて配り、手持ちのカードを順番に場に出して早く手札を無くすことを競うゲームです。

 その特徴はなんといっても、大富豪や富豪、平民、貧民、大貧民に分かれるところですな。

 「大貧民」になったら、「大富豪」へ一番いいカードを2~3枚渡し、代わりに悪いカードを受け取らなければならない。

 従って、一度、ドツボにはまったら、なかなか這い上がれないのです。

 前にも書いたと思いますが、オイラがやっていた当時は、大貧民は大富豪にカードを渡すだけではなく、さまざまなペナルティーを科していたのでした。

 たとえば、大富豪が牢名主のごとく座布団を3~4枚重ねて座るのに対し、大貧民になった人は、ゲームの間中ずっと正座していなければならない。

 最初はその程度だったのが、ゲームを続けるうちだんだんエスカレートしていったのですね~。

 大貧民は正座中ずっとほうきの柄を膝に挟んでいるとか、部屋に入れてもらえず、玄関で正座したままやるとか。

 時間が経つと足がしびれて、ゲームに集中できる状態ではなくなってくる。

 オイラがやった中で一番きつかったのは、大貧民はゲームの間中、4の字固めを食らい続けるというのがありました。

 カードを出そうとすると、かける相手が足に力を入れる。

 ぎぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~と激痛に耐えているうちに、「はい、パスね」とゲームを続けられてしまう。

 だから、一度、大貧民へ落ちてしまうとなかなか這いあがれない。

 しかも、オイラがやっていた当時のルールは、「革命」がなかったんですよ。

 ちなみに「革命は」は同じ数字のカードを4枚出すと、カードの強さが逆になるルールです。

 友達の家でやるときは、時間も限られているのですが、クラブの合宿で夜通しゲームをやるときは大変でした。

 延々と2~3時間も、足に棒を挟んだまま土間に正座。ひどいときは4の字固めを食らいながらだから、ゲームというより拷問と同じ。

 冷たい土間に正座しながら、温かい座布団にふんぞり返って見下す大富豪に一矢報いてやりたい。

 ネバーギブアップの精神は、そのとき鍛えられたのかも。

 でも、あせって無理な勝負をすればするほどドツボにはまる。

 これはもう、プチ格差社会ですよね。

 一度、大富豪になると、よほど変な出し方をしない限りずっと勝ち続ける。

 しかし、一度落ちると、ニートから抜け出すのは大変、みたいな。

 今、当時のメンバーが集まって「大富豪」をすることになったら、土間に正座ではすまないかも。

 ゲームからリストラされるばかりか、大貧民になったら新聞紙を一束渡されて、合宿所から追い出されるかもしれませぬ。

 近くの公園で、体に新聞紙をまきつけて野宿も、現実味を帯びてきますな。

 当時の連中だったら、そんなことを平気でやりかねない。

 ま、オイラもその中の一人ですが…。

 それはともかく、オイラは、大富豪を覚えるのが仲間内で一番遅かったので、ルールやテクニックを理解するまでは大変でした。

 大貧民として虐げられる日がひたすら続き、社会へ出てからも同じ目に合うのだろうかと随分悩みましたね。

 それでも、大富豪が強い友人たちのテクニックをいろいろ研究したり、敗因を分析したりするうちに、それほど負けなくなっていったのです。

 あれから30年近くたった今も、パソコンやケータイのゲームとして大富豪をやり続けていますよ。

 初心を忘れないためか、当時、虐げられる気分が病みつきになったのか、わかりませんが…。

 オイラの会社は、超零細企業という点では他の追随を許さないところがありますが、意外と不況に対するリスクは軽減できているような気がします。

 借金はないですし、取引先もさまざまな業界にわたって小口分散している。

 景気がいいときは、こんな会社いつまでやっててもいいのかなと疑心暗鬼になりますが、不況のときはわりとテンションが高くなるのです。

 ただ、元気よく、ニコニコしていると、逆に周りの人たちの機嫌を損ねてしまう。

 不景気の時は、不景気な顔をするものだ、と。

 でも、オイラにとっては、いつも遥か上空から見下ろされている会社が、不況のときはオイラのすぐ真上まで降りてきてくれるのが内心うれしかったりして。

 たとえば、景気のいいときは吉野家で絶対見かけないであろうエグゼクティブが、オイラの隣で牛丼をかっこんでいる。

 でも、オイラが牛丼の並、卵、味噌汁なのに対して、エグゼクティブはそれにごぼうサラダをトッピングしていますが…。

 その程度だったら、オイラでも清水の舞台から飛び降りた気分で、生野菜を追加することも可能ですからね。

 ジェットコースターみたいに上昇下降を繰り返す会社より、ずっとゆったりゆっくり走り続けるお猿の電車のほうが、安定感があるなと考える今日この頃。

 不況のときはオイラの会社、なかなか足腰が強いところがあるっす。

 前振りが長くなりましたが、今日は、そのあたりを考察してみようか、と…。


 よく考えてみると、大富豪というゲームは企業経営のノウハウがいろいろ含まれていると思うのですよ。

 企業経営で必要なのはまず経営資源。

 経営学の授業では、経営資源とは「人・モノ・カネ」であると習います。これにプラスして、「情報」も、多くの有識者が申しますな。

 これを「大富豪」に当てはめてみると、「人」はプレイヤー。

 「モノ」はカードの組み合わせ方。

 「カネ」は「2」や「A」、「ジョーカー」など強いカードを持っていることになるのではないか。

 最初は、同じ条件ではじめるのですが、プレイヤーの技量をのぞけば運の要素が大きい。

 「ソニー」や「松下」だって最初から大きかったわけではないですよね。でも、創業経営者の経営手法や市場の成長度、そして時流に乗る、あるいは時の運などによって差が出てしまう。

 しかし、一度、大企業と小企業に分かれてしまうとその差は歴然。

 大企業を大富豪とすれば、大貧民は赤字続きの零細企業といえるでしょうか。

 下請け企業は、自分の持っているいいカードを大企業に渡し、大企業のお荷物になっているカードをもらわねばならない。

 こんな厳しい状況が今の世の中、いろいろなところで起きていますな。

 テレビでも、大企業の経営不振のつけを中小零細企業に押し付けている事例をよくニュースで見ます。

 中小企業としては、こういう不合理な立場から脱却しないと倒産してしまう。

 この中小企業がどう大企業に対抗していくのか、というテーマは、「大富豪」のどう大貧民の状況から抜け出すか、というテーマと、似ているのではないかと考えるのです。

 だから、「大富豪ゲーム」の敗因を分析することは、その状況から脱却できるヒントが隠されているのではないか。

 そのように考えてくると、「大富豪」で負け続ける人は、結構同じパターンを踏むことが多いんですよ。

 それは、どういうプレイヤーか。

 それはまた次回。

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