雨の川越 ウォーキングストーリー
こんにちは。
去年の年末から粛々と続けてまいりました出版作業。
ようやく、オイラの仕事は完了し、あとは印刷所での入稿、校了、印刷作業を待つばかりという段階に到達しました。
ブログが滞りがちだったのに、温かく見守っていただきまして、どうもありがとうございました。
村上春樹氏の「1Q84」を真似して、出版まで何の情報も…。
…というほど、オイラは大物ではありませんので、さらっと紹介させていただきますと、今回も病気の本です。
頭や胸、おなかなど病気が起きる場所ごとに章が分かれておりまして、見開きの左側にカラーの図版や解説、用語解説などがありまする。
図解入門シリーズで有名な出版社さんだけあって、イラストは、いい仕事していますね~。
そして右側には病気の解説文やポイントなどがコンパクトにまとめられておりまする。
本も、A5版で前回の本より若干大きいっす。
校正原稿を見せてもらいましたが、読みやすいし、見やすいし、これってホント、オイラが書いたの? というくらいの出来栄えに仕上がっていました。
コラムも、トリビア感がなかなか。
…と、自己満足、ポジティブ思考にどっぷり浸かっている今日この頃なのでした。
いろいろお世話になっているので、なんか、ご恩返しなぞしたいと考えてはいるのですが…。
出版までもう少し時間があるので、それは宿題ということで。
さて、お散歩ネタ。
今回行ったのは、埼玉県の川越です。
以前、オイラのブログでもお散歩ネタとして取り上げた場所ですね。
前回は、川越七福神めぐりにチャレンジして、最後のお寺のお参りを忘れるという大失態を演じたのでした。
あれから、最後に残ったお寺のお参りをしなければと思いつつも、かなりの時間が過ぎてしまったのですね~。
それはともかく、川越は現在、NHKの朝の連続テレビ小説の舞台として脚光を浴びているらしい。
今回は、前回スルー気味だった、蔵造りの街並みや喜多院、菓子屋横丁という観光スポットに絞って行ってみることにしました。
それからもちろん、七福神めぐりの成就も。
かなりのタイムラグで、ご利益は期待できるのだろうかと若干不安なのですが…。
しかし、行こうと思っていた日は、なんと朝から雨…。
しかも、大雨ばかりではなく、風や雷にもご注意と天気予報のおねーたんが話しているのでした。
うぬぬ、どうしよう…。
しかし、こんな雨の中、観光に行く人は少ないだろうとポジティブに考え、決行することにしたのです。
天気のいい土曜日だったら、テレビ小説の効果でとてもゆっくり観光できないでしょうからね。
防水のウインドブレーカーに防水シューズで固めたオイラは、東武東上線の川越駅に降り立ちました。
駅ではやはり、『つばさ』のポスターやパンフが並んでいます。パンフを手に取ると、裏にはこれもお約束の「受信料のお支払い」のお願いが…。
うちは口座振替にしているのですが、衛星契約にすると結構な金額になるのですね。
元を取るくらいNHKを見なければ、と思いつつ、何気に駅の広いコンコースを見回すと、市内のバスが乗り放題で300円というポスターが目に留まりました。
これは、安いと早速チケットを買い求め、バスの乗り場に向かいます。
まず向かうのは、川越大師喜多院。
前回も来たのですが、観光の目玉でもある三大将軍「徳川家光誕生の間」や「春日局化粧の間」は、スルーしてしまったのでした。
昔、入ったことがあると言っても、20年前ですからね。今日は、じっくり見学してみようと思いました。
バス停を降り、雨の中、小走りに喜多院の山門へ向かいます。
この山門は、寛永9年(1632)に天海僧正により建立されたそうですね。
その後起こった川越の大火からも焼失を免れ、喜多院では現存する最古の建物なのだとか。
広い境内は、桜の名所としても有名で、テレビで見たときはものすごい混雑振りでした。
ところが今日は、静かな雰囲気が漂っている。ゆったりした風情を感じるのは、雨の日ならではの醍醐味かも。
雨に煙る多宝塔がいい味を出しています。
この塔は、バランスがよくて美しいと評判らしいですね。
今日はすいているから、ゆっくり中を鑑賞できるだろうと喜多院の客殿と書院に向かいました。
入り口で拝観料を払おうとすると、OH!NO~、今日は千円ですか。
いつもは400円なのに…。
特別展をやっているから、別料金みたい。常設展と特別展と分ければいいのに、と思いつつ、庫裏から中に入ります。
着物や絵画、鎧兜に刀剣類など貴重な寺宝の数々が、客殿や書院に所狭しと展示してあります。
千円の元を取ろうと、目を皿のようにして眺めましたが、頭のハードディスクの容量が最近落ちているので、あまり記憶に残りませぬ。
写真は撮ってはいけないそうだし…。
でも、警備員のおじさんに聞いたら、庭は好きなだけ撮ってもいいそうなので、お言葉に甘えてパチパチ撮影しました。
雨に濡れているためか、新緑がとても鮮やか。
土砂降りの中、傘を差して日本庭園を歩くのは大変ですが、広い縁側から眺めると、雨のまた庭園の美しさを際立たせる演出にも思えてきますな。
そして、いよいよ「家光誕生の間」へ。
どうして、川越に家光の生まれた場所があるの?という疑問も湧きますが、もちろん家光が川越で生まれたわけではないのですね~。
家光が生まれたと言われる御殿が、川越に運ばれたらしい。
現在、喜多院の客殿や書院、庫裏となっている建物は、江戸城紅葉山にあった別殿を移築したものなのですな。
何でも、寛永15年の大火によって、当時の喜多院の建物のほとんどが焼失してしまったとき、三代将軍家光が移築を命じたとのこと。
結果的に、江戸城唯一の遺構として残されたのですね~。
さて、「家光誕生の間」の広さは、12畳半だというのですが、部屋中に特別展ということで鎧兜が並んでいるので、むしろ狭い印象でした。写真に撮りたいところですが、年季が入っているから当時の豪華絢爛という風情はないような。
「オイラは生まれながらの将軍なのじゃ~」と外様大名に大見得を切った三大将軍がここで生まれたとは不思議な感じです。
興味深かったのは、近くに湯殿と厠、つまりバスとトイレが設けられている点。
いわゆる当時の住居だから、トイレとバスがあるのは当然ですが、将来の将軍が生まれた建物なのに、思っていたよりずっと質素なのには驚きました。
トイレとバスが隣同士にあるのは、ユニットバスみたいだし…。
徳川の初期だし、家光が生まれた頃って、まだ大奥はできてなかったと記憶しています。
まだ、戦国時代の気風が残っていたのかも、と考えたのですが、こればっかりはオイラはよくわかりませんので念のため。
次に向かったのは、「春日局化粧の間」。
ここも思ったより質素な造りですが、二階にあがることもできるそうなので、急な階段を上って見学します。
それにしても、手すりのない急な階段。当時、着物を着た女性たちがホントに、上がり降りしたのですよね。
かなりのバランス感覚と運動神経が必要だと思うのですが…。
中二階といわれる部屋は、天井の高い屋根裏部屋という雰囲気。
当時は倉庫のような役割があったらしいのですが、ここで、折檻なんかも行われていたかもしれませんと、音声解説がありました。
確かに、見上げてみると縄をかけて吊るすのにお手ごろな梁もあったりして。
昔見た、大奥を舞台にした映画のワンシーンがフラッシュバックします。
昇るときは大変でしたが、さらに降りるときはもっと大変で、上り下りだけでも折檻になったのではないか、と…。
特別展の展示も見ながら客殿を後にし、喜多院の本堂になっている慈眼堂に向かいます。
雨の中、外へ出なくても渡り廊下でつながっているのがうれしい。
それにしても風情のある廊下で、自分がお坊さんになったみたいですね。
しかも、廊下の途中に休憩できるスペースがあって、そこからの庭の眺めも素晴らしかったです。
本堂の畳の上に座り、しっかりお参りをしました。
建物を出て、境内からも本堂にお参りしたあと、最後に向かったのが五百羅漢。
こちらも境内にあって、日本三大羅漢の一つに数えられるそうですね。
傘を差しながら写真を撮ったら、ブレブレに…。
手振れ防止のケータイカメラが欲しいっす。
それはともかく、これらの羅漢さまは、江戸時代の後期に、約50年間にわたって建立されたそうな。
よく見ると、笑ったり、泣いたり、怒ったり、表情を一つひとつ眺めているだけでも楽しいのですが、雨が強くなってきて…。
これはたまらんと、次の目的地へ向かうことにしました。
さすがにこの大雨の中、観光客が少なくてゆっくり眺められるのはいいのだけれど、ゆっくり眺めているとびしょ濡れになってしまう。
テクテク歩き、ようやく川越観光のメインストリート、蔵の町エリアへ。
さて、これから雨の川越のメインストリートを歩くのですが、それは次回。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 滋賀県・石積みの門前町 坂本 ウォーキングストーリー (2009.12.19)
- 千葉市内 ウォーキングストーリー(2009.12.12)
- 千葉県北小金の二大本山・本土寺、東漸寺 ウォーキングストーリー (2009.11.26)
- 池と湖と心霊スポットと…千葉県東金 ウォーキングストーリー(2009.11.18)
- 三浦半島・金沢文庫、称名寺、野島 ウォーキングストーリー (2009.11.06)




コメント