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絶景!三浦半島・鷹取山 ウォーキングストーリー

 こんにちは。

 三浦半島・追浜シリーズ、第二回目の今日は、鷹取山ハイキング。

 垂直に切り立った断崖絶壁の岩肌で、「湘南妙義」とも言われておるそうな。

 何十年も、東京周辺をほっつき歩き続けているのに、なぜ今まで行ったことがなかったのだろうと不思議になるくらい面白い場所でした。

 …ということで、追浜駅から京急線の線路をわたり、今度は半島の内陸部を目指して歩きます。

 まず向かったのは、首斬観音。

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 なんとも、恐ろしげなネーミングの観音様ですなと思ったのですが、お地蔵様も観音様もなく、ただ石碑があるだけでした。

 解説板には、江戸時代、追浜を領地とした各大名家の陣屋があり、このあたりはその処刑場であったと書かれています。

 昭和初期、近くを走る国道建設の際、骨が出てきてここに祭られたとか。

 いわくありげな場所ですので、しっかりお参りしてウォーキングの安全を祈願します。

 そこから住宅街の中をひたすら歩くのですが、この辺りの道は、ホントに山に向かっているの? というくらい普通の住宅地。

 それでも、少しずつ上り坂になっているので、迷っているという気はしないのですが。

 突然、きつい上り坂になり、そこを越えると、緑豊かな公園が広がっていました。

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 ここが、「湘南鷹取2丁目第3公園」っすか。

 それにしても、長いネーミング。

 この辺りに住んでいる子供たちは遊びに行くとき、絶対、「湘南鷹取2丁目第3公園へ遊びに行こう~♪」とは言わないでしょうね。

 さあ、いよいよ山か、と思ったら、また住宅街。かなり大きな豪邸が並んでいます。

 あれっ、ホントに鷹取山はここでよかったのかしらん。マップの写真を見ると、断崖絶壁の岩山があるはずなのに。

 それでも、急坂が続いているので、とりあえず上ってみようと尾根まで行き着くと、なんと広いバス通りが…。

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 しかも、小学校やショッピングセンターまであり、さっきより都会に来てしまった感じがしました。

 迷ったのかニャー、と犬のおまわりさんと迷子の子猫ちゃんのメロディーが頭をかけめぐります。

 すると、鷹取山への表示板を発見。

 近くに、コンクリートでできた細い階段、上には水道局の貯水池が見え隠れしています。

 階段を上りながら後ろを振り返ると、瀟洒な住宅の屋根がどこまでも続いている。

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 見晴らしはいいけれど、岩山はいったいどこなのじゃ~と叫びながら、丘の頂上を歩いていくと、おおお~、突然巨大な岩が視界をさえぎりました。

 その場面転換の鮮やかなこと。

 まるで「オペラ座の怪人」で、ファントムに連れられたクリスティーヌが地下の大迷宮に迷い込んだみたい。

 さっきまで、頭の中で鳴り響いていた「犬のおまわりさん」の旋律が「オペラ座の怪人」のテーマ音楽に切り替わるのがわかりました。

 あの衝撃的なパイプオルガンの音色が大脳を駆け巡ります。

 つい5分前には、都会にいたのに。

 周囲360度岩の回廊の中に紛れ込むと、昼尚暗い別世界。

 上を見ると、夏の日差しが緑一杯の樹木を包んでいる。その数メートル下の岩の迷宮に佇むオイラは、仮面で顔をかくしたファントムなのじゃ~。

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 ワハハハハハハ~

 …と笑いながら、岩に反響する自分の声を楽しんでいたら、恐怖の顔をうかべながら、オイラを見ているおばさんグループと目が合ってしまいました。


 また、やってしまった…。


 そそくさと逃げるように立ち去るオイラ。

 おばさんたちが、今日の晩、悪夢にうなされないように祈りつつ、尾根道を走って逃げました。

 もう大丈夫かも、とまわりを見渡すと、ここも巨大な岩壁がそびえている。

Ca3a1108

 岩肌にポツポツ開いたこの穴は何なのでしょうね。

 マップを取り出して調べてみると、この無数の穴は、人間が開けたみたい。

 ロッククライミングをするとき、打ち込まれるハーケンの跡なのですか。

 それにしてもすごい高さ、と上を見上げたら、一人の老人が10メートルはあろうかという崖の上に腰をおろして居眠りをしているのが目に入りました。

 あんなやばいとこに腰掛けたら落ちるじゃん!!

 声をかけて脅かしたら落ちそうだし、とりあえずオイラも上に上って助けねば。

 あわてて、巨大な岩の周りを歩き回ったのですが、どこにも登る場所がない。

 いったいどこからあんなところに上ったのだろう。

 もう一度さっきの場所に戻ったら、老人の姿は消えていたのです。

 何分かそこにいたのですが、人の気配がないので、先に進むことにしました。

 あの老人は、いったい誰なのだろうと思うのですが、いまだに謎が解明できません。

 さらに歩くと、岩山に巨大な弥勒菩薩像が彫られている場所がありました。

Ca3a1110

 岩に彫られた仏像はいくつか見ましたが、こちらはそれほど古くはなく昭和35年から約1年かけて製作されたらしい。

 仏像の高さは8メートル、幅4メートルもあるのだとか。

 自然と仏像が見事にマッチして、思わず手を合わせてしまいました。

 そこから岩に囲まれたハイキングコースを歩きます。

 どこの岩も例外なく穴が開いている。こんな垂直の壁を登ったのですね。

 登るところを見てみたいと思ったら、その先の岩山にチャレンジしている人たちが大勢いました。

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 みなさん、命綱はつけていますが、手と足だけでこの垂直の壁を上まで登るのですね。

 下から眺めているだけでも、スリル満点。

 ロッククライミングは、体のバランスが大事なのだとわかります。

 こちらのグループは若い人たちばかりでしたが、50~60歳くらいと思える中高年のグループも同じように岩山にチャレンジしていました。

 中高年ばかりではなく、なんと、わんこも。
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 わんこは、途中でグロッキーみたいでしたが…。

 近くに360度、見渡せる絶景ポイントがあるというので行ってみることにしました。

 再び岩山の階段をのぼると展望台が。

 そこからの眺めは最高でした。

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 東京湾が見渡せ、内陸部は横浜横須賀道路がミニチュア模型のように見渡せます。

 ここが、鷹取山の頂上で、標高139メートルなのですか。

 もっと高いと思ったのですが、東京タワーよりかなり低いのですね。

 高さ600メートルの東京スカイツリーができたら、その高さは別次元かも。今から、完成が楽しみです。

 鷹取山公園を後にし、最後の目的地、神武寺へ向かって歩きます。

 途中、鎖場など、わりと難所っぽいところもありました。

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 しかも、反対側からくるのが外国人。

 オイラが鎖を伝って歩きながら、「こんにちは」と言うと、いきなり、「ちかれたびー」と返され、思わず鎖から手を離して転落しそうになりました。


 「ちかれたびー」なんて、いつ流行った言葉じゃ。

 きっと、彼に日本語を教えたのは、オイラの世代の人間でしょうね。


 死亡事故が発生したら、どう責任を追及したらいいのか、と…。

 それでも、どうにか生きて神武寺へたどりつくことができました。

 神武寺は、聖武天皇の夢のお告げから、724年に行基によって創建されたお寺らしい。

 聖武天皇といえば、奈良東大寺や全国に国分寺を建立したことで知られる有名な天皇。奈良時代から続いている古刹なのですか。

 鎌倉時代にも、源氏から信仰され、「吾妻鏡」にも記されているそうな。

 この本堂である薬師堂は、江戸時代の初め頃の再建らしい。ちょっと室町時代っぽい雰囲気も醸し出していると感じました。

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 古いお寺だけあって、境内には由緒がありそうなアイテムが満載です。

 たとえば、これは樹齢400年といわれる「なんじゃもんじゃの木」。

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  そして、神武寺の晩鐘として名高い鐘楼。

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 ちょっと屋根が不釣合いなほど大きくて、思わず目を見張ってしまいました。

 神武寺の境内から京急線の神武寺駅へと続く道も、古道の雰囲気が十二分に味わえます。

 ぬかるんだ道に何度も足をとられて転びましたが…。

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コメント

久し振りです。お元気ですか。会社時代の後輩のkotsです。
ちゃんと生きてるようで、安心しました。私は専ら元気です。山に登ったりしていますので、見てください。

それから息子の中学の親の会も盛り上がってます。
http://enoki.jimdo.com/
突然失礼しました。

投稿: kots | 2009年9月 2日 (水) 13時14分

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